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センター小説・解法のポイントⅠ
1.主人公の心理・心情の変化
2.登場人物の人間関係
3.3つの表現変換 抽象 ⇔ 具体 比喩 ⇔ 直接 多義 ⇔ 一義
4.小説では、「象徴」の技法が多用されるが、
特に情景描写は 人間の心理や場面の雰囲気を表す。
5.「時間性」
1.人間の心理には、「時」が大きく作用する。心理問題では「時」の存在を忘れないこと。
2.小説では、登場人物は後に何が起こるかを知らない。時の進行にしたがって考えよ。
田村の現代文講義4・小説編 より
センター小説・解法のポイントⅡ
1.読みながら、本文に区画に分ける。
・本文の途中で一行あいているところで区切る。
・時間と空間の変化(演劇で言えば背景の大道具が変化するような空間の変化) で区切る。
・一気に時間が流れるくだりで区切る。
2.伏線を読み取る
伏線:明らかに結末を意識した作品前半部の記述、結末を示唆する前半部の遠まわしな表現
3.傍線部と設問文をじっくり見つめ何が問われているかしっかりと確認する。
4.傍線部と設問文の要求する記述=「解答の根拠」が本文のどこにあるかを探す。
5.設問が何を問うているか頭の中で繰り返し確認する。
6.「誰が」「誰(何)に対して」「何故に」「どんな心情を持っているか」
という観点から整理する。
7.主人公を特定し、主人公の「心情の大転換」を発見する。
8.選択肢中の心情表現に注目する。
電光石火 センター現代文 より