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昭和30年の就活状況
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第一生命「推薦依頼校は東大、一橋大、早大、慶大の四校」
日清製粉「東大、一橋大、慶大、横浜国大などを指定して学校推薦を依頼している」
日本郵船「従来依頼校は東大、一橋大、慶大、早大、神戸大の五校」
農林中金「地方新制大も申込みがあれば受付ける」
昭和34年の地方新制大学など就職状況
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北海道大「学業成績より人物本位の選考がとくにめだち、法経の決定者は中ぐらいの成績の人たちで、優秀者はまだ一人も決まっていない」
弘前大学「就職希望者の128人のうち決定は5人」
秋田大学「学芸学部の実数は220~230人、現在まで2人が内定したくらい」
福島大学「経済学部では希望者156人のうち80人が決定、一流会社へは希望者の一割前後」
群馬大学「学芸学部の悩みが著しい。群馬県の教員のふえる望みは薄く、一層狭い門になりそう」
信州大学「文理学部78人のうち8人が内定、教育学部は345人に対し求人21件で決定者なし、大会社に行きたがる傾向が強いが大会社の求人は少ない」
滋賀大学「学芸学部はゼロ、経済は創立以来の就職率だが、やはり旧帝大系の選考のあったあとの、二番煎じの悩みはある」
和歌山大「学芸学部は内定者わずかに3人、経済は170人志望で86人が決定している」
福岡大学「希望者1000人のうち100人が決定、大企業は求人の絶対数が少ないためむずかしい」
島根大学「希望会社の試験を受ける機会さえないのがある」
<参考>
東京大学「経済学部などでは、すでに8割の就職が決定」