10/08/29 23:59:45 qGVRpe5B0
「英文の意味を取るには、単語の訳を連ねただけじゃだめで、文構造をちゃんととる必要がある」
って認識から始める必要があって、なおかつ
「そのための最初歩的なレベル(it ~ for ~ toとか)から抜けがあるから、可能な限り
もれなく・細かくルールとして提示してあってほしい」
って人のための本だと思うよ>最短ROUTE
このレベルから(とくに、切羽詰まってきてから)立て直ししたいって人には、とっかかりや
福音になるとは思う。が、たとえば高1の早い時期で解釈教室入門編でもやれば、あるいは
広義の構文(文型に基づく英文の構造)をちゃんととって読む指導を受けていれば、とくに
顧慮する必要のない本だ、とも思う。
あと、英文を「こう意味を取る」ではなく「こう"訳して"考える」という筆致だったので、個人的には
さらに評価がマイナスに寄る。基本だけ示してあればあとは自分で考えられる、と言う人なら
「基本はここだ」のほうが副作用が少なくていい。