10/02/26 08:52:18 NzGzHwoJ0
卒業生です。
私は家庭の事情で卒業後会社員となりましたが
友人たちはアメリカやフランスの大学院に行き学位を取って帰ってきました。
入学当初はネガティブな気持ちで、講義にもロクに出席していませんでしたが
だんだんと「アオガク」の持ち味や、友人、恩師との出会いなどにより
充実感を覚え、自然成績も向上しました。
外国語の勉強にみんな熱心で、
英文科や仏文科の学生でなくても
英文研究室や仏文研究室のマガジンラックにあるTimeやLe Mondeなどを読み
プーシキンの詩集を肌身離さず持っている人も。
アテネフランセやニコライ堂に夜学で通う人など。
私も大いに触発されました。
そういうカラーのある大学です。
地元国立だったとしたら、自宅から通学し、学部の友人も高校時代と同じ人たちで
気分も高校の延長になってマンネリ感を拭えなかったろうと思います。
ややもすれば地元の方々にヨイショされ、天狗になっていたかも知れません。
もちろん、勉強一辺倒ではありませんでした。飲み会もしました。
でも、大学にいればお金がかからなかったので
講義の無い日でも大学に通い、いろんな学部学科の「研究室めぐり」をしたり図書館の地下蔵書発掘などをしたりして楽しんでいました。
さまざまな面で「行って良かった」と感じることの出来る大学。
そこで得たことは一生の財産です。