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エリート官僚の生態を大調査
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「キャリア官僚は菅さんでは何も決まらないと思っています。代表選の国会議員票で200対206という僅差で
菅さんが勝ったということに危機感を抱いていて、こういう形で勝つのであれば、むしろ小沢さんのほうがよかった。
来年3月の予算関連法案の審議が難航するのは間違いなく、秋の臨時国会すら危うい。彼らは政権自体、長くないと考えています」
霞が関をウオッチしつづけるルポライターがこう語る。なかば呆れつつも
新・菅政権を牛耳るエリート官僚。その生態を明らかにしよう。
「キャリア官僚」とは超難関とされる国家公務員Ⅰ種試験合格者で、幹部候補生として霞が関の中央省庁に採用されたエリート。
約60万人いる国家公務員全体のわずか数㌫で官僚組織の頂点に君臨する。
偏差値競争の勝利者が集まるだけあって、石を投げれば東大法学部卒に当たる。
ただし、勉強だけのガリ勉タイプでは出世できない。
「美術や絵画など話題が豊富でスマートな人や、テニスやゴルフなどが得意なスポーツマンがいくらでもいる。
官僚の仕事は激務で想像を絶する体力を必要とします。ひ弱なエリートでは生き残っていけません」。
ピラミッド社会である霞が関の出世競争は苛烈だ。
財務官僚の場合、入省した時点で(つまり成績順で)まず約20人の半分が振り落とされる。
振り出しは「主計局総務課」「大臣官房文書課」「大臣官房総務課」の3課でなければ先はおぼつかない。
係長になると7~8人に、30代前半の課長補佐の時点で、3人程度に絞り込まれる。
30代後半で主計局の主査を経験することは必須だ。
「この時点で絞り込みは、ほぼ終了していて『誰が将来の次官になりそうか』は名簿と略歴を見れば、
一目瞭然になっています」。50代前半で次官レースに残るのは1人か2人。
ラインを外れた人から先に肩たたきされ、天下っていくという厳しい世界なのだ。