11/07/06 14:57:33.82 A454UKuAO
>>386の続き
その日の夜、オレと宮本は営業所を早めに出て、居酒屋店員と合流。
居酒屋店員が中山と合流したらオレと宮本で尾行、そして暫く遊ばせた後に、決定的瞬間を押さえ、宮本の用意した連中に任せる、そういう流れだ。
2人で影から見張っていると、明らかに目がイッてる中山が来た。ゴールを狙っている。
中山は持論で、「変なことを公衆の面前で出すのが普通で、隠すやつこそ変態」というものを常日頃話していた。
しかしながら、気にし出すととまらないという用心深さも持ち併せていた。
中山は居酒屋店員の手を握ると、洒落た感じの居酒屋へと消えた。
すぐにオレと宮本が続く。オレは光り輝く店内へと、身を入れた。
するとそこは、雪国かと間違えるような真っ白な部屋だった。
いつ射精してもいいように、配慮されたという狂った造りをした店だった。
そこには、数日間事務所を明けていた王の中の王が君臨していた。
続く