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★日本トイザらスに公取委が立ち入り検査 納入業者に値引き強制か
・おもちゃの小売り最大手の日本トイザらス(川崎市)が納入業者にセールの際に納入価格を
値引きするよう事実上強制したり、価格の一部を納入業者側に補填(ほてん)させたり
するなどの優越的な地位を乱用した疑いが強まったとして、公正取引委員会は14日、
独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで、トイザらス本社など数カ所の立ち入り
検査した。今年1月から独禁法が改正され、優越的地位乱用が認定された業者には
課徴金が科せられるようになっており、同社の対応が注目される。
関係者によると、日本トイザらスは遅くとも2年前の平成20年ごろから通常のセールを
行う際、納入業者に値引き率を設定して値引きを求めたり、セールで割引した額の補填を
求めるなどした疑いがもたれている。納入業者は全国400社以上にのぼり、バンダイや
タカラなど大手メーカーも値引きを求められていたとみて、公取委は納入業者からも
事情を聴いているもようだ。
今年1月の独禁法改正後、小売店が公取委の立ち入り検査を受けるのは、「山陽マルナカ」
(岡山市)に次いで2度目。1月以降の違反行為の認定分については取引価格の1%の
課徴金が科せられる。
トイザらスは日本最大のおもちゃ小売店。同社のホームページなどによると、平成元年に
日本マクドナルドと米トイザラス社の合弁により設立。以降、売り上げを伸ばし、22年1月期
決算で売上高は約1700億円。資本金約60億円、トイザらス114店のほかにベビー用品
主体のベビーザらす19店、併設店34店舗を展開している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)