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フリーター正規採用は11% 「偏見」和らぐが厳しく
URLリンク(www.47news.jp)
厚生労働省が2日発表した2009年若年者(15~34歳)雇用実態調査によると、
06年10月から09年9月末までの3年間で、採用計画があった事業所のうちフリー
ターを正社員として採用した事業所は、全体の11・6%だった。
対象とする事業所や年齢が違うなど単純比較はできないが、03年1年間を対象にした
04年調査とほぼ同じ結果だったといい、採用傾向に大きな変化は見られなかった。
一方、フリーターの経歴について「マイナス評価する」と答えた事業所は18・5%。
04年調査ではマイナス評価が30%を超えており、厚労省は「フリーターに対する偏見
は以前よりも和らいではいるが、完全には解消されていない」と分析している。
フリーターの経歴を「プラス評価する」は3・0%で、04年とほぼ同じだった。
また、過去1年間で正社員として若年労働者を採用した事業所は31・3%。正社員以
外で採用した事業所を含めても47・0%だった。厚労省は「08年秋以降の急激な景気
悪化で、企業側が採用を絞った影響が大きい」とみている。