11/03/19 07:18:57.28 PbwHicvv
ダイハツ工業がテレビCMの制作の一環で実施した意識調査によると、
「いま、仕事に対して熱意を持っているか」という質問に「とてもある」「ややある」と答えた人の割合は、
入社1年目の新人で73%、3~5年目の社員で65%と比較的高い割合を示したという。
一方、3~5年目の社員で熱意が「あまりない」「全くない」と回答した人に、
熱意を失ったタイミングを聞いたところ、3年目までと答えた人が87%となった。
全体の3割が、入社3年以内に仕事に対する熱意を失っている計算となる。
(中略)
やり玉にあがっているのは、社会や職場の問題に直面しているのにもかかわらず、その解決に向かわず、
他人に適応を強く求めたり、さらに状況を悪化させる言動をする人で、具体的には次のようなものだ。
・世の中の構造的な問題を指摘する人を、「気持ちはわかるけど、社会ってそういうものだから」と批判する
・就職活動の不毛さを口にする学生に、
「まあお前らはまだ学生気分なんだろうけど、それじゃ社会に出て通用しないよ」と反論する
・徹夜で仕事をしたり、睡眠不足であったりすることを自慢する
・「仕事が忙しくて」といえば何でも許されると勘違いする
・忙しい自分に酔いしれて「いや~。社会人になってからカロリーメイトのありがたみが分かったわ~」と言う
・強い栄養ドリンクを飲んで「だんだんキツいのじゃないと効かなくなっちゃってさー」と聞こえよがしに言う
まともな食事もできずに体力を消耗させる労働環境は、誇るべきものではなく、改善すべきである
ということだろう。
(中略)
しかし、劣悪な環境を追認し、
「適応できる自分はすごい」
「社会がそうなっているのだから仕方がない」
「文句いうやつは甘え」
と現状を追認する人ばかりなら、働きにくい世の中がいつまでも続くことになる。
特に、劣悪な環境から抜け出せずに苦しむ社会的弱者から見れば、感情的にも許しがたい点もあるだろう。
環境への不満を溜め込み仕事への熱意を失うのではなく、かといって問題点に目をつぶって
現実を追認するのではない、第三の道を模索するのが理想だ。
(以下略)
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