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笠間市で活動する中学硬式野球の
友部リトルシニアが、
関東代表として出場した
第1回「東アジアリトルシニア野球宮崎大会2011」(8月15~17日)で
優勝を飾った。
全国の強豪相手に、決勝トーナメント3試合は全て逆転勝利。
チームは今年9月に創部7年を迎え、
全国大会では初の栄冠となった。
大会には北海道から九州まで
全国7地区の連盟代表22チームと、
台湾、韓国の代表チームがそれぞれ出場。
友部は今春と昨秋の東関東支部大会で好成績を残し、
代表権を手にした。
予選リーグは2試合連続コールド勝ちで通過。
8チームによる決勝トーナメントでは、
常に先手を取られながら勝利を信じて戦い抜いた。
大分西南との1回戦は、エース高畠龍成選手(3年)の
サヨナラ本塁打で5-4。準決勝の泉佐野戦は
四回まで0-5とリードを許したが、
五、六回にそれぞれ3点を奪い試合をひっくり返した。決勝の相手は九州王者・宮崎。
四回表まで0-4の苦しい展開にも、
川崎喜公主将(同)は
「終盤まで食らい付けば、ウチに勝ちパターンだと信じていた」。
打線の奮起と五回から救援した
大橋凪選手(同)の好投で4-4に追い付き、
最後は延長八回裏、安健太選手(同)の
サヨナラ適時打で頂点をつかんだ。
安選手は大会MVP、大橋選手は優秀選手に選ばれ、
「中学最後の大会で優勝できて最高」
と声をそろえた。
友部リトルシニアは、
約35年の歴史を誇る小学硬式野球・
友部リトルの受け皿をつくろうと、
2004年9月に発足した。元巨人で笠間高出身の
原田明広氏(45)が監督を務め、
全国大会には09年初出場。
原田監督が「後輩にも高い目標ができた」
と話すように、
全国初タイトルは大きな自信になった。
選手も着実に育ち、現在は
今夏の甲子園を制した日大三高(西東京)や
06年夏優勝の早実高(同)に卒業生を送り込む。
原田監督は「今年の選手は今までで一番。
プロに入れる素材もいる」と将来の活躍に期待を寄せた。