08/01/18 08:07:48 5JI/yNgk
232さんへ
このところ5年間は普通にゲームをしただけで、トーナメントでは投げていないので5パターンのことはトーナメントDVDで見るだけですが
去年からツアートライアルを目指して練習を始めました。今年間に合えば今年だめなら来年チャレンジするつもりですが、実際に5パターンを
経験していないので、1997-2002年に経験したレーンのことを書いてみます。
最初に行ったのは、今は閉鎖になってしまいましたが日本人のボウラーにとても馴染みの深い"シヨウボート”でした。
その頃は今のようにツアートライアルがなく、PBAライセンスさえあればフリーエントリーでしたし、JPBAのボウラーには
SPECIAL PREVILEDGEといってPBAライセンスを持っていなくても特別にエントリーが認められていました。
そのときは個人でエントリーしていた私以外にもJPBAのメンバーや何人かの日本のアマチュアも参加していました。
シヨウボートレーンが在ったのはラスヴェガス、そうです砂漠の真ん中のギャンブルの町です。当然空気はからからで
レーンの板も乾ききっていました。ちょうどその年からケーゲル社がPBAツアーのレーンメンテナンスを
メンテマシンで始めたところでした。午前2時からメンテナンスをやっているというので、時差もあって眠れない私は
ホテルの中にあるボウリング場へ行ってみました。
ほとんど誰もいないレーンでは2台のマシンを使ってオイルを入れているところでした。
一台でベースとなるキャリーダウンしにくいオイルをいれ、もう一台でその上にキャリーダウンしやすいオイルを入れていました。
わたしが見に行ったのは4時過ぎでしたがオイルを入れる前にクリーニングマシン2台でレーンに2回クリーニングをかけたのだといいます。
1レーンに2回クリーニングをかけないと前日のオイルが全部取れないからだと笑っていましたが、その仕事の徹底振りにとても感銘を受けました。
ラスヴェガスの気候とクリーニングの成果でばっちり乾いたレーンに1レーンあたり45CCのオイルを手前にたっぷり奥に行くにつれて薄く
そして真ん中を厚めに入れたレーンではわたしの27-28km/H,250-300rpmのボールでも2シフト目からは十分曲がってきました。
しかし朝一番ではオイルのないエッジを投げるしかなかったのですが、同じボックスにいたのがまだアマチュアで参加していた
ロバートスミスでしたから、日本から始めてPBAのトーナメントに参加したわたしはあきれてロバスミの投げるのを眺めていました。
そのトーナメントを当時のPBA記録の248アベで優勝したパーカーボーンは朝一番はオイルの入っていない2枚目をスピードを掛けた
ボールで攻めていました。右投げのボウラーたちも朝は大外を投げていましたが、昼からは5-10枚目を、夕方には15枚より内側をと
どんどんレーン変化を先取りしてインサイドへ入っていきました、このシヨウボートではウッドレーンということも在ったのか
キャリーダウンよりも手前のオイルが薄くなるのを感じてライン取りしていくボウラーが多かったようです。
かなり長くなりましたこの後いろんなレーンコンディションで驚かされる目にいろいろと遭うのですが
この後はホームページのBUZ-REPORTでお会いしましょう。
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