07/12/02 08:03:16 DXx8pdiz
いまみんなで考えなければならないのはレーンコンディションの問題だと思います。
レーンの上に塗られているオイルの塗り方次第でボウリングのスコアは大きく左右されてしまうのです。
試合の行われる会場やレーンコンディションによって上位入賞のメンバーががらりと変わってしまうこと
がたびたび、と言うより毎回起こるのです。
レーンコンディションが変わることであるボウラーには有利になりあるボウラーには不利になります。
もう現役ではない役員メンバーたちはシンセティックレーンとウッドレーンの違いやオイルの長さの違い
に鈍感と言うよりほとんど知りません、彼らが現役だった頃にはそんなものは存在しませんでしたし
ボウリングの黎明期で気合、根性だけで何とかなっていたから、スコアが悪いのは気合が足りない
からでした。
私はマイボールを持ってから来年で40年になりますが、この間
ジュニアボウラーとして、学連ボウラーとして、JBCボウラーとして、JPBAメンバーとして、
PBAのトーナメントに参加して、USBCインストラクターの資格を取って、ボウリングの変遷をずっと
いろんな立場で見てきました。
この15年間にボウリングというゲームは大きく変わり、その原因のうち最も大きなものは
レーンコンディションだと私は思います。
レーンコンディションの問題について、私はプライベートでは常に問題提起をしてきましたし、
JPBAのプロだったときにもレーンメンテナンス管理委員会のやり方に異論を唱えてきましたが、
このような公式の場では発言を控えてきました。
触らぬ神にたたりなしというわけではなく、ボウラーがレーンコンディションの是非を問えば必ず
返ってくる反応"スコアを打ってから言え”に現役ボウラーの一員として縛られていたからです。
もちろん優勝した選手やそのコンディションで絶好調の選手はメンテナンスに文句をつけるはずが
ありませんし、
誰からも文句が出ないのでレーンコンディションには問題がないということになります。
このような事が長年続いてきたわけです。
レーンコンディションのことだけでなくボウリング全般について
いろんな情報があふれていますがそのなかから何を選ぶかそれぞれのボウラーに任されていると思います。