乙女@ラブ☆シチュ総合2at GGIRL
乙女@ラブ☆シチュ総合2 - 暇つぶし2ch144:名無しって呼んでいいか?
11/06/30 16:12:38.42
1700円残ってたのに使い切らないまま終了したw
ギリギリでというか時間オーバーしながらも十六夜の花園は読み切ったけど
執事2のフィナーレ読むの忘れてた…うわ…

なつき先輩一番存在がファンタジーだけど好きだったよ

145:名無しって呼んでいいか?
11/07/01 23:48:11.33
>>144
私は、約6000円使い忘れだよー
最終日まで忘れてて、使えなかった。
画像保存してなかったのが痛い!!
まじで、どっかが引き取らないかなー
 
ラブシチュで活躍していた人って知ってる人いますか??
蔦森えんさん、都志見文太さんしか知らない。

146:名無しって呼んでいいか?
11/07/02 00:46:01.26
HTMLだけど愛され彼女の作り方のNeco-inco(コンビ)さんと
ニツイのトーマのビヨルンビヨルンさんは分かってるけれども…
両者とも忙しく休止中みたいですが…

因みに最後の悪あがきで他社或いは吸収合併先での展開は無いのか
(特に後者ならありえるかも?と思って)メールしてみた。

返事は
現在の状況だと更に魅力的なサービスが難しいため終了した
今後のサービス展開は未定
ということだそうです。

少しだけ光が見えるような返事だけれど、
今までが今までだからなぁ…
HTMLが復活を期待できるニュアンスの返事があったけどそのまま
カットアウトしたし。

147:名無しって呼んでいいか?
11/07/02 02:06:29.81
元々の課金制度に酷い目にあわされたりしてないから、消える消える詐欺でも全然許すわw

……許すわ(´;ω;`)ブワッ

情報トンです
吸収合併したかどうかについては直接聞いてみたの?

148:名無しって呼んでいいか?
11/07/02 15:35:33.63
権利持ってるのがシーエーモバイルでしょ?
mobage、GREE、mixiに配信してた他のアプリもほとんどサービス終了させて撤退してるし
てかCAとハンゲのHNHJAPANと仲良いのかな
まだ直営のamebaゲームで配信ってのが現実的かと…
どうしてもと言うならamebaでの復活要望してみたらいかが?

149:名無しって呼んでいいか?
11/07/03 21:57:28.46
>>146
情報トン!!
確かに、今までが今までだから難しそう。。

もういっそ、グリーのキミカレみたいに攻略本作ってくれないかなー。
画像も全て載せてさ、そしたら購入するのに~
無理と思うけど。



150:名無しって呼んでいいか?
11/07/03 22:09:46.18
都志見さんは一部はテキスト化できるかもってTwitterに書いてたね
僕らのは無理らしいけど…orz

151:名無しって呼んでいいか?
11/07/10 09:38:38.63
フラッシュは難しいってことなのかな?

終わる直前、コミュで愛されの文章がちょっとUPされてたから保存したけど、物足りなかった…
もちろん、UPしてくれた人には感謝してるしテンションはあがったが。

152:名無しって呼んでいいか?
11/07/16 00:08:15.83
>>147
まだ見に来るかな?
すみません。遅くなりましたが、
吸収合併の部分はストレートにその部分を聞いたわけじゃないのですが
統合先での復活か他の会社に譲渡という希望は全く無いのか?
その部分を自然(?)に盛り込んで聞いた上での返事だったので、
否定はしてないしやっぱ吸収されたんじゃないかと思います

153:名無しって呼んでいいか?
11/07/24 21:26:50.47
配信終了したら、もう何もないのか…
採算取れなかったのかねやはり。

愛され彼女の社長エンドってどんな内容だった??

154:名無しって呼んでいいか?
11/07/24 23:13:39.10
どうなんだろ?
今月で連絡先のページも消えると思うと寂しいなぁ。


上水流エンドは今まとめてるんだけどちょっと時間かかりそう。
火曜日休みなんでその日あたりから今週末までに覚えてる限りで良ければ
カキコミします。

他キャラのも時間かかっても良いならそれも希望あれば覚えてる限り書きますし、
その他著作権とかに問題なければコミュでうpされてた分や私が保存している分(かなり少ないですが)も書き込みます。

155:名無しって呼んでいいか?
11/07/25 18:17:44.26
ありがとう!
無理しない程度に、でも必ず来てねw
待ってるよー

156:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 01:24:22.01
上水流ED書き込みしようとしていたものです。

まだ全部書ききれてないので今週中はむりそうです。
でも、やる気はある!という事を証明したいので
書ききれている分の一部を投下します

157:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 01:25:46.40
主人公の名前はデフォ名です。(麻川舞桜)
名無しだと味気ないのと名前が可愛いので、という個人的な理由です。

ところどころ疑問系とかあります。
簡略しても良かったんですが、折角なので細やかに。

では投下。

158:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 01:26:27.17
約束通り赤坂の料亭【だったけ?】に向かう舞桜。
着くとすでに上水流が座って待っていた。
【ここはノマエンや他キャラEDと一緒です】

上水流の顔を見てときめく舞桜。
これから自分が言うことにドキドキしていたと思った。


なかなか座ろうとしない舞桜に座ることを促す上水流。

(大丈夫、この人だって自分で決めたんだから)
みたいな感じで思いながら正座して深呼吸する。
「この前のお話ですが」
「」【←上水流氏の間。ああだかなんだか答えてたと思った】
「お受けします」
緊張の面持ちの上水流。
「不束者ですが、よろしくお願いします」と三つ指をつく。
ゆっくりと顔を上げて上水流を見ると
舞桜の答えに溜息をついてから「言葉にならないが、ただ素直に嬉しい」と喜ぶ上水流。

159:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 01:27:07.95
それからしばし沈黙。
気まずさを覚える舞桜。どこかぎこちない二人。
何か話さないとと思うけど何を話したらいいのかと悩んでいる。
ふと上水流のほうを見るとどうやら彼も話したそうにしているのを見るとくすぐったくなり
ふふっと笑う舞桜。
なぜ笑うのか尋ねようとするところに従業員がやってくる。(メニューを持ってきたんだかな?)
気まずさがそこで霧散し、二人でくすくすと笑いあう。


食べ終わってから場転。【夜の町の画像】
家へ送るためにタクシーに電話をかける上水流だが「やはりやめた」と言って歩くことに。
酔いを醒ますためと言っているが…
舞桜も一緒にいたいからその上水流が嬉しいと感じる。

交差点に立って信号待ち。
「寒いな」
「今日はこの冬一番の寒さなんですって」
みたいな会話をする。そこへ風が吹くが上水流氏が舞桜の壁になる。
気遣いが嬉しくって、自分からもゆっくりと上水流の肩にそっとぶつかる。
すると、上水流が舞桜の肩に手を回して歩き出す。
その肩を見るとクリスマスにプレゼントしたベージュの手袋。
使っているということに嬉しくなる舞桜。

160:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 01:30:45.41
もう少し先も製作中ですが、
ちょっと色々整理したりしながら書き溜めてるので
とりあえずここまでです。

遅筆で申し訳ないです。
でも、必ず戻ってくるので気長に待っていてくれるとありがたいです

161:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 11:52:54.21
おーありがとー
しかしヒロインは何て読むんだ?
まいこ? まさ?

162:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 14:32:09.31
多分<まお>ではないかと思う
コミュでもたしかそんな結論だった気がした

163:名無しって呼んでいいか?
11/07/31 19:50:08.50
まいおう かと思った……

164:名無しって呼んでいいか?
11/08/03 23:47:09.11
何気なく赤ちゃんに命名する本を立ち読みしていた時に
舞桜でまおと読むってのが何冊かに記載されてたから
まおでいいと思う。

コミュでもいたw<まいおう

165:名無しって呼んでいいか?
11/08/08 08:41:38.09
念のため保守

166:名無しって呼んでいいか?
11/08/13 01:35:54.28
かなり遅筆で申し訳ないです。
続き、再び途中まで書けたのでうpします。

会話とかが前後してると思いますが申し訳ないです

167:名無しって呼んでいいか?
11/08/13 01:37:14.76
二人は六本木ヒルズへ行く。
展望台で夜景を見ていると、後ろから上水流が舞桜を抱くようにして背後に回る。
ドキドキする舞桜。

「夢みたいだ。お前は私のところへ来ないと思っていた」
そう言う上水流に小さく首を振る舞桜。
(上水流さんの気持ちが嬉しかったから)と内心で答える。

そこで、舞桜はずっと疑問に思ったことを口にする。
「上水流さんは、いつから私のこと好きだったんですか?」

それには気付けば…と上水流は話し始める。

「あれはもう三年…いや、もう四年前になるか。○○主催の新年祝賀会【名前など失念】を覚えているか?」
(確か、それは初めてお父さんと一緒に行った社交場だ)

皆華やかにしているのに一人だけ所在無げにいるなと思っていた。
「壁の花にもなれない」と言われしょぼんとする舞桜。

だが、そんな舞桜に「堂々としていれば誰にも引けをとらないと思うのだが」と答える。


いつもだったらそこでそれだけで終わっていたのだが…

「あの時××専務の奥さんが挨拶したのを覚えているか?」
首を振る舞桜。
「そうだろうな。私のことも忘れていたのだから」
「ごめんなさい」
思わず俯く舞桜に笑う上水流。「あの時もそうだった」と思い出しながら。

168:名無しって呼んでいいか?
11/08/13 01:38:04.83
その奥さんが挨拶して舞桜が挨拶するがそれは舞桜の勘違いで、その後ろにいた人に挨拶していたのだ。
奥さんはクスクスと笑い、その人と談笑を始める。
勘違いに気付くと舞桜は恥ずかしさから顔を下に向けてさっと逃げる。
それを段々と思い出す舞桜。

「その佇まいがなんとも気の毒で、飲み物を勧めたんだが」
(そういえばシャンパンを勧めてくれた人がいた。あれ、上水流さんだったんだ)
その間もずっと下を向いたままだった舞桜。

(どうして顔を見て話さなかったんだろう?色々と話掛けてくれたのに)
と後悔する舞桜。
もっと上水流さんを知れたのに…【のような事を思いながら後悔する】

それから舞桜のことが気になって仕方ないと億劫だった公の場にも進んで出るようになった。
そして舞桜の姿を探すようになって言ったと伝える。
そう聞いて赤くなる舞桜。

「何とかしてやりたいと思った。」「助言をそれとなくしていたのだが伝わってなかった」と
言うと気付かなくてすみませんと謝る舞桜。
でも、それって好きとは違う感情では?と思い、「同情ないのか?」と尋ねる。

169:名無しって呼んでいいか?
11/08/13 01:39:10.29
「確かにはじめはそうだった」
「気付いたら好きになっていた。恋というものはそうだろう」
「だが今は違う。お前を愛している」

愛している

 もう一度言って欲しくて上水流の腕を掴む舞桜。
「ん?」
「も…もう一度」

「好きだ、舞桜。愛している」

「お前は?」

「お前はどう思っている?」
「私も」

「私も気付いたら上水流さんのことが好きに…」

舞桜を振り向かせ、そっと口付ける。
気絶するかと思った…。【という舞桜の台詞で告白シーン終了。場転】

170:名無しって呼んでいいか?
11/08/13 01:41:31.54
すみません、またぶつ切りですが、ここまで一旦切ります。
ただいま、二人の結婚式などをまとめ中ですので
もう暫くお待ちくださいませ。

ところで18禁とまではいかないですが
(アイテム買って読める秘密の花園みたいなやつです)
初めて捧げるシーンをどうすべきか悩み中。

171:名無しって呼んでいいか?
11/08/27 08:56:05.21
保守

172:名無しって呼んでいいか?
11/09/13 01:59:06.65
HTMLは出来なくなって一年以上経つな…

173:名無しって呼んでいいか?
11/09/14 01:47:11.56
そういえば上水流さんで思い出したけど、主人公の年齢差と
出会った頃を考えると、下手したらロリコ…

174:名無しって呼んでいいか?
11/09/14 11:20:00.07
なんか懐かしいなラブシチュ
ニツイ保存してたらいきなりHTML読めなくなってぶちギレたなー…
原作者さんも権利関係で勝手には出せないみたいだし また読みたいのに

175:名無しって呼んでいいか?
11/09/21 10:15:44.17 pwmw3mWb
三雲EDの4章分?でくっつくって言うより悲恋部分と、
同じく葛城の悲恋中EDも1つだけ ならコピーとってあるんですけど
いろいろと引っかかったりwしなければ張ろうと思うんですが
需要ありますかね?

176:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 01:17:10.84
>>175
読みたい!

三雲くんのご飯食べて基さんと運動して小山内さんにマッサージしてもらいたいよ…

177:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:36:19.32 6zjz49M9
ではまず三雲ED(たぶん順番通り)
三雲君はズイと自分の皿を私の方に寄せた。


「俺のも食っていいよ」

「えー、悪いよ。お酒ばっかり煽ってないで三雲君もちゃんと食べなよ」

「いいんだよ、俺は……。今日はちょっと失恋した気分なんだから」

ドキッと心臓が跳ねる。

「えっ、なっ、なんで? えー、三雲君、彼女いたの? 初耳~」

おどける私に三雲君の瞳がチロリと冷たい視線をくれる。

「彼女じゃない。そいつ、彼氏持ちだから……」

「――……」

「その彼氏が嫌な男で、上手くいってないみたいだったから、チャンスあるかと
思ってた。別に何か相談されたワケじゃないけど。俺の方が幸せにしてやれるっ
て、思ってたんだけどな……」

「ふぅん……」


「なんか、勘違いだったみたい。俺、経験値低いからさ……。デートにいきなり
山に誘ったりしないよな。ふつう……。近場で食事からがセオリーだろって。け
ど、そうかと思った時にはもう、元サヤに戻っちゃってんの……。タイミング悪
すぎ……」

「そうなんだ……」



178:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:36:43.69 6zjz49M9
声が震える……。

「……でも俺、そいつのこと、本当は好きじゃなかったのかな……って」

「――……どうして?」


「だって……。好きな女の不幸なんか望まないだろ」

三雲君の瞳がゆっくりこっちを向いた。

どこか……熱っぽい……。


「彼氏とダメになったらいいなんて、望まないだろ」

目が泳ぐ……。

「俺――。響希のことは、好きだから」

トクン――と心音が脈打つ。


「だから。彼氏とダメになったらいいとか、思ってないから」

互いの視線が絡み合う。

「連れて来いよ。ちゃんと祝福するから」


…………。


なんで――?

なんでそんなこと言うの……?



胸が痛いよ……。
苦しいよ……。

「――……響希?」



179:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:37:52.95 6zjz49M9
ED4?その1


「どんどん垢抜けてさ……。だんだん手の届かない所へ行くんだ……」

三雲君は私の前に小鉢を置く。
そうして自分の手元に目を落とす。


「そう思ったから、あんたが芸能界に入るなんて面白くなかった……」

三雲君の肩が揺れはじめる。
塩むすびを握ってる。


「バカだろ」

手の動きがピタリと止まった。


「あんたには、最初から婚約者がいたのに」

ドキ……。
「別に、なにを期待したわけじゃないけど……。
気が付いたら本気になってて……」

三雲君の瞳は宙を睨んでる。


「あんたが、泣きながら誰かのものになるのかと思うと、はらわたが煮えくり返
る。今だって――」

タン。と音を立ててどんぶりが出される。

三雲君が正面から私を見据えた……。


180:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:39:22.91 6zjz49M9
ED4その2

「本当は今すぐにでも、全部捨てさせたい。
そうしたら俺、あんたを連れて、世界の果てまでだって逃げてやる」

ギュッと胸の奥が鷲掴みにされる。

ジンと耳鳴りがして、指の先がジワリと痺れる。

三雲君が淋しげな顔でふっと笑った。


「そんなこと、真剣に考えたりしてな……。バカだろ」


キシキシと胸が軋む。


――……泣きたい……。
熱い……。

内側から燃えるよう……。

胸の真ん中がシクシクする。

痛いよ……。

カウンターに土瓶が出される。


「悪いな。ろくなもん無くて」

黙って首を振る。


アサリの佃煮と塩むすび。
お出汁の入った土瓶……お茶漬け……。

これ……初めて『三雲』で食べたご飯……。

懐かしい……。


私は箸を取って、アサリの佃煮をおにぎりの上に乗せる。

おにぎりを少し崩して……。

それから……。


よく……見えない……。
視界が滲んで来た……。

「……ゆっくり食っていいよ。もうあんただけだから……」



181:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:41:16.05 6zjz49M9
ED2その3

三雲君はカウンターから出てきて、私の手元におしぼりを置いた。
そうして看板を下げに店の外へ出て行く。

カウンターの上へ視線を落とす。

白いご飯の塩むすび。
ただのおむすびがあんなに美味しいなんて……知らなかった……。
アサリの佃煮。
アサリの味がして驚いたっけ……。


「…………」

世界がゆらゆら滲んで揺れてる……。

「……っ」

――なんで……。
涙が出るのかなぁ……。
溢れる涙を手の甲で拭う。
次から次へと溢れて、ちっとも視界が晴れない。
食べられないよ……。
三雲君が、あんなこと言うから……。
カラリと店の扉が開く。

小さな看板をしまって、三雲君は入り口の灯りを落とした。

草履の音が近づいてくる。
三雲君は私のすぐ脇まで来て立ち止まった。

「……あんたが泣くことないだろ……」

だって……。

「失恋したのは俺なんだからさ……」

ギリリと胸が軋んだ。
また涙が溢れてくる。
「同情なんかしなくていいから……」

……違うもの。

「俺、ストーカーみたいなことしないし。
ちゃんと……あきらめるから……」



182:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:42:58.38 6zjz49M9
↑ミス ED4(多分)です。  4その4

私はうなだれて、背中を震わせる。

「……響希」

わかってるよ。
そうするしかないって。
わかってる。

でも――。

ガガッとイスを引きずる音がする。
目を向けると、三雲君が隣のイスに座ってる。
私の方を向いて、私の顔を覗き込むようにして……。
その瞳から目を逸らせられなくなる。
物言いたげで、熱っぽい。
眉根が申し訳なさそうに歪んでる。


「俺が……泣かせたのかな……」

胸が押しつぶされそう……

「……そうだよ」

歪んだ声で答えると、三雲君は軽く拳を握って、手の甲で私の頬を拭った。

「ごめん……」

謝られたくなんかない……。
私は黙って目を逸らし、唇を噛んだ。

「…………」
じっとカウンターの上を凝視していると、視界に三雲君の手が映った。

「?」


183:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:44:16.73 6zjz49M9
ED4 その5

三雲君はカウンターに肘を突き、屈むようにして私の頬へ唇を寄せてきた。

「!」

押し当てられた唇の熱さに、息が止まる。
ほんの短い時間触れた唇が、微かな音を立てて離れていく。

「……ゴメン……二度としない……」

三雲君の声は、熱っぽくて、掠れて……震えてた。
カウンターに置かれたその拳も小さく震えてる……。

胸が抉られるように痛い。

申し訳なくて……。
でも、どうしようもなくて。

切なくて、悲しくて……。
胸いっぱいに息を吸えば、キリキリと心が軋む。
私はこらえきれずに顔を覆って嗚咽を零した。
三雲君は触れるほど近くにいるのに、指一本、私に触れようとはしなかった。
冷たいおしぼりで瞼を覆う。

「真っ赤になっちゃったな……。明日、葛城サンに怒られる……」

「……怒られないよ」



184:名無しって呼んでいいか?
11/09/30 23:45:07.15 6zjz49M9
ED4ラスト

俺のせいにしていいから……。つか、俺のせいだし……」

「……しないよ」



長いので次はまた時間があるとき張ります

温めなおしたお出汁の土瓶がカウンターの上に置かれる。


アサリの佃煮……。
美味しい……。

塩むすび……美味しい。


あの時と同じ……。



185:名無しって呼んでいいか?
11/10/03 17:56:00.05
久しぶりにキュンッときたああああああ



186:名無しって呼んでいいか?
11/10/07 21:11:02.86 CnSHZncr
なんか懐かしい…

やっぱすごくいい!!



187:名無しって呼んでいいか?
11/10/14 09:38:01.69 Co/Nvapp
保守

188:名無しって呼んでいいか?
11/10/24 01:44:09.10 JJQRt/2g
愛されはサークルさんが出してくれたら絶対買うのにな…

189:名無しって呼んでいいか?
11/10/25 21:20:32.00
だよねー
そう思って時々サイトを見に行くんだけど、なかなか…


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