10/07/14 00:02:29
自分も薄桜鬼
アニメで興味を持ち、第一期終了後に購入
しばらく放っておいたんだが最近ようやくプレイした
よくアニメ版の主人公が批判されるとき、ゲームではもっといい子だの
ゲームではもっとしっかりしているだの、様々な擁護の声を目にすることがあるが
ゲームだろうかアニメだろうが、自分はこの主人公に苛々を通り越して嫌悪感を覚えた
心理描写がアニメ版よりは多少マシなだけで
なにもしない浅はかなヘタレという点では激しく同罪
ただそこにいて、ただ状況に流されるだけのスッカラカン
ゲームとはいえ存在感があまりにも薄っぺらすぎる
そんな希薄な存在の主人公に新選組の幹部たちが惚れちゃうっていうのが、まったくもって解せない
幕府瓦解の危機、時代の大きな変動期にあって、本来であれば愛だの恋だのやってる余裕がないときに
なぜその渦中にいる男たち（しかも成人）が、クソの役にも立たない小娘を命をかけてまで守りたいと思うのか
シナリオが陳腐すぎる上に、そこらへんの描写がまったくなされていないから、説得力に欠けまくり
仮にこれが現代が舞台で、主人公も男キャラも全員十代という設定だったら
男キャラが特に何の特徴もない主人公を好きになるって結果も有りだったと思う
でも薄桜鬼は激動の幕末が舞台な訳で、時代の大きなうねりの中
それでも女に惚れさせちゃおうってんなら
それに見合っただけの魅力とか有無をいわせない強い吸引力
とにかく可愛いだけではない+αを主人公に付加すべきだった
でも、この作品はその努力を怠った（ように自分には見える）
羅刹だの鬼だのオチ水だの多くのオリジナル要素もまったく活かせてない
逆にそのオリジナル要素が物語の印象を散漫なものにしてしまっている
まだまだ不満はつきないが、とにかくこのゲームでどこが一番駄目だったかといえば主人公だった
ほかの欠点にはなんとか目をつぶれるとしても、こいつだけは無理
怒りのあまり言い方がキツクなったかも。ごめん
でも言わずにはおれんかった
そして長文。だらだらと失礼しました