11/06/02 13:04:01.67 0
上原先生のマンガ見て思うのは、キャラがアホばっかって事。
みんな完璧ではなく、どこか抜けていたり、どこか性格的に難があったり、発言や行動が矛盾だらけだったり。
大人になって読んでみると、突っつき所満載なんですよね。
で、しかしこれって、決して上原マンガの価値を下げる事ではない、と最近思った。
作者はね、解ってやってるんですよね、きっと。
一般的な常識や、道徳観、日常的な規範、そういった物に縛られてしまうと、登場人物の行動が、非常に限定されてしまう。
理想的な人物が理想的な行動ばかりしているんでは、何もドラマが生まれない。
だから登場人物を自由に動かす為、物語をドラマチックに展開させるため、作者自らキャラのタガをはずしちゃってんですね。
これは、キャラに自己の理想を投影しちゃうようなキャラ萌オナニー作家にはまず出来ない芸当だと思います。
正にプロ。読者をいかにハラハラさせ楽しませるか、を最優先にできる作家。
例えつっこんで矛盾を楽しんでいたとしても、賛否があろうと、そういったプロ意識には、心の底から敬意を表します!
(続く)(かも)
でも掲示板のスレに愚かな嵐は必要ないよね~とっとと出ていってほしいね~♪