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タブロウ達が人間になれる唯一の方法…それは創造人の心臓を喰らうこと。
"星"がかつて創造人の心臓を狙っていたとしても、彼を消してはいけないとエリファスは言う。
タブロウはすべて主の所有物。それにもう創造人はいない。
だが、アレイスターはいう。
「まだ判らないんですか?まだ気付かないんですか?いるじゃないですか、創造人の"代わり"が…」
"星"が"力"を誑かして創造人を死なせ、アレイスターに重症を負わせたのだと聞かされた
パピュは愕然とし、エレナは驚いて泣きだした。
「ゆるさねーぞ、"星"!一生記憶の中に閉じ込めてやる!」
カンテラを持って"星"に駆け寄るパピュだったが、"力"が襲いかかった。ミシェルが泡で援護するが、
二人を"力"の炎が襲う。レディは二人を呼び戻し、泣き続けるエレナも回収した。
「こんなことが許されると思ってるの、"力"…」
創造人の時代から姿が変化し続けている"力"。このまま虐殺を続ければ、"死神"のように
顔もからだも崩れるだろう。
だが、"力"は「"星"様のため、どうなろうと構わない、私達は愛し合っている」と微笑む。
「目を覚ましなさい、こんなの愛じゃない!自分の炎に焼かれてもう涙も流せないくせに!」
レディは彼女を怒鳴り付けた。
"力"の背後から"星"が「僕の力になって」と声をかける。
すっと目を閉じ、変化しようとする"力"。
「目を開けなさい、現実から目をそむけるな!恋人たちとは互いを尊重するもの、
愛は自立できない馬鹿の添え木でもないし身勝手なバカの踏み台でもないわ!!」
レディの叫びにタブレットが光を放つ。思わずレディは本を取り落としてしまった。
その本を奪い取り、"星"が「今だよ"力"!」と叫んだ。
飛び出すアレイ、止めようとするエリファス。だが、エリファスの手をつかんだものがいた。
それはレディの"恋人たち"コルネリウスであった。