ネタバレ全般総合スレ・三十二冊目at GCOMIC
ネタバレ全般総合スレ・三十二冊目 - 暇つぶし2ch42:タブロウ
11/01/14 20:37:05 0
夜の墓場で独り佇む『死神』に声をかける『星』。
イレイズはここにはいない、と『死神』に言われた『星』はそうだろうね、と相槌をうつ。
「そんな哀れな姿、彼女に見せられるはずないもの」
しかし『星』はそんな『死神』を格別に美しいという。
「僕は君を敬愛しているんだよ、己が主を弑逆せしめたのは君だけだから」
『死神』は『星』の手を振り払って去っていった。
「彼に残された時間はあとどのくらいなのでしょうか」
棺の中から『星』に声をかけたものがあった。星はその声にこたえる。
「さあね…長くないのは確かだろう。僕の『力』になってくれる?」

失恋で落ち込んだサツキは部屋に引きこもってしまった。
サツキの落ち込みようが理解できないというレディは「いつかわかる日が来ますよ」と
エリファスに諭され、「くだらない。夜風に当たってくる」と外に出た。
アレイスター(サツキVer)も外にでるという。
「あなた(エリファス)はサツキのそばにいてください。何か来ます」

庭に出たレディはサツキの部屋の窓に向かって叫ぶ。
「いつまでも落ち込んでんじゃないわよ、下僕たちが心配するでしょ!」
レディは「お幸せに」と言ったサツキの横顔を思い出してタブレットを開いた。
「『恋人達』・・・どーしてあたしには剥がせないのよ―!」
わめくレディの背後から声がした。「管理人にふさわしくないからよ」
炎が人の形をとったような姿がそこにあった。「死んで、管理人。タブレットの未来のために」

サツキはベッドに横たわり、マーガレットに貰ったしおりをにぎりしめ、
虚ろな目で彼女のことを思い出していた。

「伝えたいことがあるんです」と幼いサツキに言うマーガレット。
「さようなら」恋人と去っていく大人になったマーガレット、
その彼女を『星』が捕える…

そんな映像が脳裏に浮かんだサツキは飛び起きた。
その直後、吹っ飛ばされたレディが窓を突き破って部屋に転がり込んできた。


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