11/03/26 18:43:22.23 0
>>416
鉄壱智
水流の様なものから出てくる朔ら彦。
耳が変わってることに驚く鉄にすぐには答えず、暴れ回る虹を捕まえようと二人を連れて中に入る。
さらに説明を求める鉄に、自分でもよくわからないがさっきのあいつは僕自身の天人の羽衣らしいと変化した耳を示しながら説明する。
羽衣のことや変な空間のことを聞かれるが、朔ら彦自身もよくわかっていないらしい。
羽衣を捕まえようとして空間に迷い込んだらしい。
出れんの?という鉄の問いにあいつをおってみれば都まで追いつけてでられるはずだという朔ら彦。
3人は手をつないで移動を始める。
途中何かを感じる朔ら彦。だれかが近くを通ったような感覚があったらしい。
ともかく進もうとする朔らを止める昴。
誰が通ったか確かめたい、この虹の様なものとるるふぃあの”こうだ”に関係があるのではというのだ。
虹をわたるものに興味があるという昴にいまは「あいつ」を追うと答える朔ら。
納得したように「はい」と答える昴。
道行く三人を、同じ様な、でもすこし違う位置から粉屋(昴父)っぽい人影が見つめていた。
変な空間からでた3人そこは都の虹があつまる場所の近くだった。
母の言いつけを思い出し、「お母さ…ま?」と呼びかける昴。
するとかんざしの玉が目玉のように目を開け虹が掻き消えた。
場面変わって百合子。
小さな社を見ながら、なんとかならないかなと悩む。
禎厚を思いながら涙を流す百合子の周りの空間がゆがむ。
それに気づき声をかける誰か。
「いけません、あなたがどなたかは存じませんが
人の子なのではありませんか?」
と。
声をかけてきたのは夜長彦だった。 で、以下次号