11/02/24 22:40:23.13 0
戻って百合子。
完全に建物を壊した。そして二位の鳥を押さえる檻は送られなくなった。
二位の羽がちぎれて朔ら彦に戻る。
朔ら彦の右耳がるるふぃあの様に羽のようなものがついた状態になった。(右耳だけ)
暗がりの中、る、る、るとつぶやく二位の鳥。
呆然とする朔ら彦。
場面変わって禎厚たち。
気がつくと建物の中に。
ろくな予感がしないと思う蝶子。
扉を開けると生き物を入れていた檻のように見える大小様々な器が並んでいる。
けれど浮かんでいるのは勾玉の様なものだけ。
様子をうかがっていると勾玉の様なものは変化して恒河シャの目のようなものになった。
暗がりの中嗤う目たち。
禎厚を見て、「アナタ知ッテル」という。
禎厚に注目が集まってるのを見て、そのまま引きつけてくれないと冗談を飛ばす蝶子。
目は言う。
覚えていると。禎厚はあの子を守っていたのに彼は違った。
禎厚は彼に似ていて、あの子は私に似ているのに。と
振った男がいたって事?と蝶子が尋ねると、いつの間にか女の様な姿を取ったソレは言った。
死ナセテクレルト 約束シタノニ
―恒
と。
びっくりする二人の後ろに突然あらわれる恒河シャ。
その目は普通に戻っていた。
で、次号に続く。