11/02/24 22:28:41.08 0
>>179
+C
※番外編でエーコとキリコの子供の頃の話。
酒場で歌うエーコ。
語り始めるのはアディン島に居た黒髪の公子様の話。
館を訪れたナサナエル(キリコ)。
それを見かけたフランチェスコ(エーコ)は、
ナサナエルってキミでしょと声を掛ける。
ラーゲンの庶子は毒使いにさせられるらしい。
どうしてアディンに居なかったの?と無邪気に問うフランチェスコから逃げ出すナサナエル。
嫌われちゃった?と思うフランチェスコ。
あの子には分からないと思うナサナエル。
ナサナエルは毒に体を慣らす訓練を受けていた。
夜更け、屋敷の中をうろうろするナサナエル。
そこに誰を捜してるの?ここに来たのはそのためなんだね?と
無邪気に声を掛けてくるフランチェスコ。
さわらないでと、手を振り払い、逃げ出すナサナエル。
ナサナエルが探していたのは「兄や」と呼んでいた青年。
ナサナエルが拾った剣奴だったのだが、伯父がラーゲンに実験台として差し出してしまったらしい。
伯父と伯母はナサナエルを利用することしか考えていない。
ナサナエルの母は心をこわして人形をナサナエルと思っている。
自分のせいで連れて行かれたのだから、自分が兄やをさがさないと。
かあさまはお人形がいるからさみしくないですよね。と自分に言い聞かせてナサナエルはカリュオンにやってきた。