11/02/19 05:56:09 O
>>153
>151の方が簡潔で的確ですがwとりあえず詳細です
旧校舎に遅れて到着した真冬、待っていた綾部はついてこいと階段を上がる。
由井と一緒に見たロッカーは10年前に設置されたのに新品のようで、綾部の下駄箱もそうだった。
ふと見ると、以前は汚れてボロボロだった旧校舎の一階がキレイになっている事に気付いた真冬。
前に闘ったのは一階、どうして今回綾部は二階に、わざわざ汚れてる場所に向かってるのか?
埃っぽい部屋に入ったところで、始めようかと綾部が向かってくる。
“…実を言うと 綾部に勝つ事は そう難しくない”
魔法みたいな場所があって、パワーアップまでに時間がかかるなどの制限がついた人と
実際戦う事になったらどうするかという雅の問いに、
すぐに潰してパワーアップなんてさせないと答える北条。
その答えに納得し、バレると再戦はキツイかなと分析するが、負けた方があいつの為かもと雅は言う。
今の綾部なら急所を一突すれば勝てると思いながらも逃げ回るばかりの真冬。
カバンの中身、強くなる理由、本当に病気なのか、本当はどんな人間なのか知りたい。
敵だからではなく単純に「綾部麗人個人に 興味があるんだ」と真冬は言う。
自分がなぜ負けたのか今度はちゃんと見たいとカーテンを開く真冬に、無理やろと綾部は攻撃を続ける。
とりあえず小さい部屋から出ようと駆け出す真冬を追い掛けながら決着を急く綾部。
舞ってる埃を見て一瞬手がむずっとするが、衝動を振り払い真冬を追う事に集中しようとする。
伸ばした手が真冬に届きそうになるもその手が止まり、気を取られた真冬は躓きやばいと焦る。
「もう無理や…埃…ゴミ…汚れとる…」などと呟きながら、おもむろにギターケースを開き、
「きれいにせんとあかんわ」と綾部は取り出したほうきを構える。