11/02/05 06:24:29 O
本日を綾部麗人ふれあいデーと設定した真冬は隠れて綾部を待っていた。
まずは情報収集と、下駄箱で名前の漢字を確認したり近くの人に聞き込みをしてみる。
教室でクラスメイトに指摘され、背後から真冬がずっと覗いてた事に気付いた綾部。
一体何なのか問い質そうと振り返るとチャイムと共に真冬の姿は消えていた。
息を切らせつつ教室に戻り綾部について考える真冬。
おかしいのはギターケースくらい、その中から出てきた物がわかれば何か掴めそうだと思う。
真冬のお昼を２人で食べないかという誘いに素っ気なく去る綾部を真冬は追い掛ける。
屋上でお昼を食べる２人。昨日までビビってたのにと言う綾部に被さるように詰め寄り
「ほら この距離まで近付いても もう怖くはない」と強い表情で真冬は言う。
それをリベンジの申し込みと取り、承諾し放課後に旧校舎でと返す綾部。
“人の気配に鈍感”“多分今の綾部は弱い”原因はやっぱりギターケースだと考える真冬。
騒がしく問い詰める真冬に、食事中に行儀悪い事するなと綾部は怒る。
その綾部に抗い難い何かを感じた真冬、母の顔色をうかがっていた幼少期がよみがえる。
お弁当の話題になり、綾部の理想的な手作り弁当に驚いた真冬は少し食べさせてもらう。
家庭料理の味で「おいしい！」と真冬は感動し、和気藹々と２人でお弁当を食べる。
寒さに鼻を啜りティッシュがないと袖で拭く真冬。
しょうがないなと取り出したティッシュで真冬の鼻をつまみ「ほれ 鼻チーンせぇ」と綾部。
その行動に一瞬固まり、段々冷や汗が増え、真っ赤になった綾部は「忘れろっ」と走り去る。
残された３つの弁当箱に真冬は困るが、とりあえず綾部のお弁当は食べる事にした。