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偽ガンダム中国に立つ!!なぜか色は百式の金色
スポーツ報知 12月19日(日)8時0分配信
日本の国民的アニメ「機動戦士ガンダム」の主役機に酷似したロボットの巨大立像が、
中国四川省成都市の遊園地に登場した。白い本物と違い、なぜか金色だが、姿形はそっくり。
著作権侵害の疑いがあり、版権を保有する創通(東京)は、調査を始めた。
どう見てもガンダムの像は、同市郊外の遊園地「国色天郷楽園」に建つ。
色以外は本家そっくりで、肩には所属を示す「WB(ホワイトベース)」「EFSF(地球連邦宇宙軍)」
の文字も。昨夏、東京・台場に展示された実物大像が同じデザインで、字の意味が分からなかったのか
丸々コピーしてしまったようだ。本家実物大は鉄骨と強化プラスチック製だが、中国版は、
クリスマスに夜間に内部からライトアップするためもあり、金属枠にナイロン布を張っており、
チープさが漂う。
遊園地側は「まねではなく、自分たちでデザインを考えた」と強弁するが、ホームページ(HP)には
中国語でガンダムを指す「高達」と明示し、紹介している。ちなみにHPでは像の高さが最近、
15メートル超から20メートル超に更新表記されており、精巧さでは惨敗だが、高さだけでも本家
(18メートル)超えという見えを張りたいセコさがうかがえる。
中国では3年前、北京の遊園地に、ドラえもん、キティなど、パクリ疑惑の着ぐるみが登場したことも。
米ウォルト・ディズニーはミッキーマウスの著作権侵害で、同園を訴えたとも報道された。
今回、創通側は「事実関係を調査中」としている。