10/12/31 18:00:37 ypEteHVo0
コーヒー豆相場の急騰で、コーヒー各社が値上げに動き出した。
キーコーヒーは全体の約8割を占める業務用と家庭用で平均15%値上げすることを決め、
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)も検討に入った。
外食や小売店の販売価格への影響も予想される。
コーヒー豆価格の指標になる米ニューヨークの「アラビカ種」コーヒー相場は
10月に1ポンド(453グラム)=200セントの大台を突破し、
13年ぶりの高値を付けた後、今月下旬には235セント台まで急騰した。
米国の金融緩和に伴い、株式市場などから投資マネーが流れ込んでいるほか、
「ブラジルやインド、ロシアなど新興国の需要が急増し、需給バランスが変化した」(
全日本コーヒー協会)ことも影響している。
キーコーヒーは来年3月1日から、業務用と家庭用計36品目を対象に
平成18年3月以来の値上げに踏み切る。 同社は1ポンド=130セントで原価計算しており、
コスト上昇率は80%近い。円高差益を考慮しても、原材料費は50%超高くなるという。
担当者は「不況下で断腸の思いだが、コスト圧縮だけでは対応できない」と話す。
AGFも、レギュラーコーヒーの一部商品で容量を減量し、実質値上げする方向だ。
増量セールのとりやめや広告費の圧縮で上昇分を相殺し、値上げ率は10%程度にとどめるという。
ネスレ日本とUCCホールディングスも、「このまま高騰が続けば検討せざるを得ない」としている。
ソース:産経ニュース [10/12/29]
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