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ブロークンサンダーⅡ
対ファウスト反攻作戦『オペレーション・ラグナロク』より五年・・・地球と銀河連邦は遂に邂逅を果たし、互いに調和と共生を保ちつつ回復と繁栄を取り戻していた。
しかし、月宙域での初の地球軍と銀河連邦軍との大規模軍事演習の最中、異変は起きた。
量産型RVRシリーズを除く旧型の制御システムを用いた地球軍艦隊及びに銀河連邦軍の戦力の約半数が突如として反乱、月の全域を一瞬にして占拠したのである。
残された銀河連邦軍の戦力は撤退を余儀なくされ、
頭上の月基地を抑えられた地球軍は反撃に転ずるも月のマスドライバーによる砲撃によって大気圏突破を妨害されことごとく失敗、攻略の糸口すら掴めぬまま敵の地上降下部隊の迎撃に終始せざるえず、戦況は悪化の一途を辿っていた。
一方辛くも死地を脱した味方による救援信号を受けた銀河連邦軍は、月での反乱を鎮圧するために艦隊を派遣するも月の裏側からの謎の攻撃により、接近すら出来ないという状況に陥っていた、
解析の結果、月の裏側には巧妙に隠蔽された敵戦力の戦闘要塞があることが判明。
過去の戦闘データにより、敵の種別をケルベロスタイプと断定した銀河連邦は敵戦力をファウスト軍と断定、
敵戦闘要塞、及びにファウスト軍の掃討作戦『オペレーション・サンダーフォースⅦ』が発令され、一機の新しき翼が今飛び立った。