11/06/12 16:01:26.28 Z9AiW58/0
幽香「俺、暴力はいいわよ。強者は心起きなく自分の思い通りにできるわ。あなたに力づくでお弁当を食べさせることだってね」
俺「確かにお前の力を持ってすれば俺が弁当を捨てるまもなく食わせることなど造作もないだろう。だが幽香、それで本当に後悔はないのだな」
幽香「ふん!もはやあなたの気持ちなんてどうでもいい!いえ、あなたの口に弁当をねじ込むことこそが私の天だったのかもしれないわね」
俺「退けぬか・・・」
幽香「退けぬ!」
俺「よかろう・・・俺に弁当を食わせる最初で最後の女となれるか・・・試してみるがいい」
幽香「ひゃはーーーっ!」
俺「すいーっ」
幽香「くっ・・・さすが数多の弁当を受け取らなかった男ね。私の動きを見切るとは」
俺「激流に逆らえば飲み込まれる。むしろ激流に身をまかせ同化する・・・」
幽香「ならばこれでどう!?」びゅわんっ!
俺「ぐぬっ!?」
幽香「ふふっ。捕まえた。これで逃げられないわよ。さぁ後はこのゆうかりんおむすびを・・・」
俺(すまないメディスン・・・お前との約束、果たせながった・・・)
幽香「・・・なによその手は?悪あがきは無様よ。大人しく・・・」
俺「ふんぬっ!!!」ぐしゃああああああっ
幽香「ちょ!?あんたなにやってるのよ!!自分の下顎を唇ごと引き千切るなんて・・・!」
俺「あひゃひゃひゃひゃ・・・ほれでふぇんほうはくはせりゃりぇにゃいにゃ・・・」
幽香「それはどまでに私のお弁当が嫌だったの・・・?私はただ俺においしいよって微笑んでほしかっただけなのに・・・!」ポロポロ
俺「ふぇふぇふぇ・・・か・・ざみ・・・ゆう・・かの・・・く・そ・ば・か・や・ろ・う・・・・」がくっ
メディ(俺・・・もう言ってもいいはずよ。なぜ言ってあげないの・・・?あなたは誰のお弁当も捨ててはいない。すべて後でおいしく頂いたのだと・・・!)
俺(言えぬ!それだけは死んでも言えぬ!真実を知られるなどわが人生の恥辱!!)
幽香「こんなに悲しいのなら・・・苦しいなら・・・弁当など作らぬ・・・っ!!!」ぽいぐしゃああああ