10/09/28 09:04:38 xywQOP8N0
>>259
>それに対して公開されてない設定が存在しないって証拠を突き付けるでもなく
昨夜も何度か言ったけど、そんな事をする必要は無いんだ。
そもそも>>1の「全ての設定が公開されてない以上はピサロは悪ではない可能性がある」という主張、
そしてあんたの「変わる可能性があるなら暫定的な評価でしかない」という主張は、それ自体が意味を持たない。
論理的に間違っているわけではないが、現実的にそんな区分は無意味なものだ。
何故なら、それを認めてしまうとあらゆる犯罪行為が「宇宙からの電波が命じた可能性があるから」
という理由で「悪とは言えない」もしくは「暫定的に悪」という評価しか下せなくなってしまうから。
宇宙の隅々まで探したわけじゃない以上、毒電波の存在を否定する証拠は無いし、毒電波の存在が
確認されたら評価が変わるわけだろう?
あらゆるものを区分の片方に追いやるようなものは無意味な区分でしかないよ。
更に言えば、情報が「足りない」、「だから判断できない」という認識も間違っている。
判断における情報の過不足は、情報全体に対する割合、正確に言えば全体よりどれだけ「少ないか」によって決まる。
情報が100ある中で10しか使わなければ「90足りない」という反論が出来るが、
もともと10しかない情報を10使ったのであれば、それはもうそれで十分なんだ。
数の多寡じゃなく、どれだけの情報を「こぼしている危険性が有るか」という問題だな。
そして現実の人間の場合、情報が10や20じゃきかない上、そもそも全体でどれだけの情報があるのかを正確に
把握できないから情報の母集団が(百なのか千なのか万なのか)正確に分からず、評価が揺らぐ事もある。
だが創作物の場合、プレイヤーがその創作物や設定から得られる情報が、その創作物の「全て」だ。
母集団がはっきり分かるんだよ。だからそれらさえちゃんと網羅しておけば、情報の不足は無い。
なお、ここでの情報の母集団に「プレイヤーは知り得ないけどDQ4世界に有るかも知れないもの」は含めない。
何故ならその情報は、DQ4世界にあるかも知れなくても、プレイヤーは知りえないものだから。
殺人犯が「頭の中で誰にも見えない幽霊が唆した」と主張したとき、幽霊が「殺人犯の頭の中に居るかも知れない」としても
「他者はその存在を認識できない」ならば殺人犯の評価には関係しないのと同じ(幽霊がいると「主張している事」を
精神鑑定的な意味でどう評価するかはまた別)。
DQ4世界の中に入ってピサロを評価するなら(=殺人犯の頭の中に入れるなら)評価に使うべきかもしれないが、
プレイヤーが創作物のキャラを評価するというケースにおいては、使う事の出来ない情報だ。