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■家庭科の宿題(ランクC)
「ほほう……最近は学校の宿題でこういうのが出るのか」
天海さんが、学校の先生から褒められたという家庭科の宿題……手芸で人形を作ると言うものだが、
響の直伝が効いたのか、確かにそこらの売り物と大差ないレベルで仕上がっている。
学校の規定では【人形ならばなんでも可】なのだが、これは中に手を入れて動かせるという、
いわゆる【パペット】と呼ばれるタイプのものらしい。
が、不可解なものがいくつかある……それは、片方の人形は多分千早をモデルにしたやつだろうが、
もう片方のスーツを着せた人形と、背景の書き割りにハートマークが書いてあるステージらしきもの。
「まさかこのスーツの人形…………俺?」
「はい♪いい出来でしょう?この眼鏡なんて、細いのを頑張って再現したんですよー」
なんか、嫌な予感がする……まさか天海さん、今日事務所に持ってくるまでクラスで遊んでた?
この、ハートいっぱいの背景で、二つの人形をくっつけたりして……
P(以下、右手) 『ハハハこのかわいいやつめ!食べちゃうぞー』
千早(以下、左手)『いやーん!もう、プロデューサーったら、えっちなのはいけません!』
って、さすがにそこまでベタな展開ありえないよな。俺とした事がさすがに天海さんに悪い……
左手『うふふふプロデューサー!今日も触ってくださいな♪』
右手『ハハハしょうがないなぁ……うん、鍛え上げたこの腹筋なら今日のオーディションも確実……』
左手『そこではありませんよ♪もっと上とか下とか触っても……』
「ちょ、ちょっと天海さん!?俺たちそんな会話した事無い!?」
前言撤回……っていうか、もっとベタと言うか直球すぎます天海さん。
千早はそこまで欲望剥き出しじゃないですってば!!
「え?違うんですか?うーん、おかしいなぁ……これくらいしてると思ったのに。じゃあ改めて」
右手『さあ千早、今日はビジュアルレッスンだ!まずはこのエプロンを着けて!』
左手『はい……では、まず服を脱ぎますので後ろを向いていてくださいね……』
いや、しないから!!確かに男の夢ではあるけどそんなレッスンどこの有明で買ってきた薄い本だよ!?
「妄想劇場と聞いては黙っていられないわ!!真打の登場よ!!」
「いや小鳥さん、呼んでないから!って、もう装着してるよ!?」
「まぁまぁまぁ。その昔うし君とカエル君劇場で鍛えた会話術を披露しましょう!!」
左手『プロデューサー!脱いで(ガバッ)』
~以下、とても表現にお見苦しい部分があるためお伝えできません。ご了承ください~
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小鳥「うぅぅ……そりゃ、ちょっと昔の話だけどさ……まさか春香ちゃん、知らないなんて……」
社長「……どうしたのかね?何だか音無君が随分と凹んでいるようだが」
小鳥「社長ー!聞いてくださいよ!春香ちゃんったらうし君とカエル君劇場知らないって言うんです!
「ヘンな生き物だったタップ君とか、ガリガリ君みたいなビジュアルのなんだろう君なら分かるけど!」
社長「いや……キミの年代がその辺を知ってるのも凄いと思うのだが」
P 「ちなみに俺の時代の算数番組は、タップ君いなかったですよ。さんたとモックでした」
小鳥「裏切り者ー!!」
※とあるサークルの同人誌(A5・170ページくらいの総集編)を読んだら、春香さんが千早とPがいちゃつく内容の
人形劇をやってたのを思い出し、>>496のパペットと聞いて勢いで作った……千早は学校でどんなNHK教育番組見てただろう?
もうみんな、チョーさんじゃなくてクラさん世代がPの多数派なのだろうか……タップ君知らない世代だろうか?