10/05/29 19:48:34 oy+FFZ6R0
俺「咲夜……弁当持ってきた?」
咲夜「ええ、これでいいかしら?」
俺「へっへっへっ……おりゃ!」
グシャッ!
○『時間停止』
咲夜「今日もお弁当食べなかったわね!このバカッ!」
咲夜「この私が一生懸命作ったのに!バカバカッ!」
咲夜「お仕置きよ!……頬擦りの刑っ!」
咲夜「……//////」スリスリ
○『そして時は動きだす』
俺「ふーっ、スッキリした!」
咲夜「そう……満足した?」
俺「ああ。一応礼を言っとくぜ、ありがとうよ」
咲夜「どういたしましてと言っておくわ、一応」
俺「……弁当捨てられても、怒りも泣きもしないんだな……」
咲夜「あら、お望みなら泣いてあげましょうか?」
俺「いいよ別に。そういうドライな反応、悪くないぜ!」
咲夜「瀟洒といってほしいわね」
俺「咲夜、明日も頼むぜっ!」
咲夜「誰か他の娘に頼んだら?」
俺「咲夜も意地悪だな……俺に弁当作ってくれるのは、もうお前しかいないよ」
咲夜「でしょうね。普通の神経の持ち主なら、あなたとは付き合いきれないもの」
俺「そうだよな、そういう意味では咲夜に感謝してるぜ」
咲夜「別に?あなたみたいな変態、私も見てて飽きないもの」
俺「あれっ?俺に惚れてんじゃなかったの!?」
咲夜「まさか!あなた、自惚れ過ぎよ」
俺「じゃ、じゃあなんで!?」
咲夜「そうね、息抜きかしら?」
咲夜「お屋敷の仕事って単調なのよ。こんな退屈しのぎでもないと……」
俺「……なんだ、そうだったのか……」
咲夜「……残念そうね?」
俺「お前こそ自意識過剰!じゃあな!明日も作って来いよ!」
スタスタ・・・・・・
咲夜「明日のお仕置き、何にしようかしら?」