10/07/04 00:02:35 w30DApHy0
こいし「こんなところまで会いに来るなんて・・・ホントあなたって変わってるね」
俺「俺、マジでこいしちゃんラブっすから!」
こいし「もうっ!・・・危ないからあんまり来ちゃダメだよ? 私が地上行けばいいんだし」
俺「へへっ! 女の子にそんな大変な事させられないって」
こいし「ふふ。あ、そうだ」
ゴソゴソ
こいし「あの、良かったらでいいんだけど、帰り道でお腹空いたらコレ・・・///」
俺「え!?ま、まさかコレ弁当っ!?こいしちゃんが作ってくれたの?」
こいし「う、うん。変・・・かな・・・?」
俺「まままさか、そんな事無いよ!じゃあ、もう帰るから」
こいし「うん。またね!」
さとり「あら、こいしどこへ行くの?」
こいし「ちょっと心配だから、こっそりついて行くわ」
さとり「あらあら、今日はなんだかいつもより暑いわね」
こいし「お、おねえちゃんっ!・・・もう・・・」
さとり「ふふっ。いってらっしゃい」
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俺「ふぅ、もう少しで地上か・・・」
こいし(あれ、あんな所で弁当を広げて・・・そんなにお腹空いてたのかなぁ?)
・・・彼、帰るときはどんな気持ちなのかしら。
少しさびしいのかな。
だったら嬉しいなぁ。
彼の事が知りたい。もっと知りたい。
そっと胸にある、閉じられた瞳へ手をやる。
・・・今日は、いつもより少しだけ勇気を出してみよう。
俺(はあ、今日はいつもにもまして最悪な一日だったぜ!)
こいし(え!?)
俺(村長が「機嫌取っとけば、村に被害なんて出ないから」って、毎回こんなとこ行かされる羽目になるしよ)
こいし(そ、そんな・・・う、嘘よ、こんなのって・・・!)
俺(この弁当だって人肉でも詰まってんだろーなー。うへえーカンベンだぜ、マジで)
こいし(ち、ちがうよ!それは私が頑張って地上で作った・・・!)
俺「お、こんなトコにちょうどいい桶があるじゃん。せーの」
こいし(あ、ああ、)
ぐしゃあ
キスメ「うあああああああああ!!」
俺「うわああああああああああああああああ!!」
こいし「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」