10/07/03 16:12:07 z30V0PwkO
>>568>>571
妖夢「……」キョロキョロ
慧音「白玉楼の庭師じゃないか。人里に何の用だ?」
妖夢「その……幽々子様に頼まれて買い物に……」
慧音「買い物?はて、この辺りに店はないが?」
妖夢「はい。買い物は済んだのですが、その後……あれ?」
慧音「要領を得ないな……一体どうしたんだ?」
妖夢「それが……分からないんです……」
慧音「分からない?何が分からないんだ?」
妖夢「こんな所に用などないはずなのに……つい立ち寄ってしまって……」
「何かを探し求めてる……何も見つからないのに……」
慧音「ふぅむ……ますます妙な事を言う」
妖夢「あっ……本当ですね。私、何言ってるんだろう……」
慧音「少し疲れているようだな……大丈夫か?」
妖夢「大丈夫……だと思います。多分……」
妖夢「早く白玉楼に帰らないと……失礼しました」
――…………
慧音「ふふふ、あはは」
慧音「あははははははっ」
慧音「思い出せる訳もない!知っている筈もないっ!」
慧音「愛しの『俺さん』の歴史は、私が食ったんだからっ!!」
慧音「残念だったな妖夢!俺は私だけのものだっ!」
慧音「私だけが知っている!私だけが覚えている!絶対忘れないっ!!」
慧音「私の、私だけのものだ!!あははははははははっ!!!」
HAPPY END