10/06/23 21:35:20 tX6LCio9O
はたて「俺さん……この写真見て下さい……」
俺「えっ……何この写真」
はたて「私が俺さんを念写したものです……」
俺「念写ねぇ……あー、そう……」
はたて「俺さん……どうして私の作ったお弁当捨ててるんですかっ！！」
俺「……」
はたて「美味しくなかったんですか！？食べたくなかったんですか！？」
俺「……」
はたて「私の事……本当は……ううっ、グスッ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
俺「はたてはこの写真信じたいの？」
はたて「そっ、そんなの信じたくないに決まってるでしょ！！」
俺「じゃあ、信じなきゃいいじゃん」
はたて「え………俺さん、何を言って」
俺「信じたいことだけ信じればいいんだよ」
はたて「……俺さん……でも、現に念写した写真が……」
俺「じゃあその写真を信じるんだ？」
俺「俺がお前の体だけが目当てで付き合ってると……信じるんだな？」
はたて「やっ、やっぱりっ！！ひどいよ俺さんっ！！」
俺「いや、だってお前がその写真を信じるって言うから……」
はたて「こんな写真信じたくないわよォ！！」
俺「じゃあ信じなきゃいい。信じたい方を選びなよ」
はたて「えっ……そ、そんな事って……」
俺「お前が信じた方が、真実になるんだよ。お前の中ではな！」
はたて「そんなの……でも、えっと、あの……」
俺「真実ってそんなもんだろ？」
はたて「は……ははっ……なんかそんな気がしてきた……へへへ」
はたて「はははは……私と俺さんは愛し合ってるの！心の底から！」
はたて「私はそう信じてるっ！！だから、そうなんだっ！！」
はたて「そうだよね？これで良いんだよね？真実だよね！？」
俺「だろうな。お前の中ではな！」
はたて「あははっ……な、なんか気が楽になった……あははは……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
はたて「俺さん愛してる……これが真実……えへへへ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ