10/06/15 17:05:45 XvWbCfolO
フラン「食べれないって……どうして?」
俺「んー……ま、フランちゃんにでも分かるように言うとねー……」
俺「俺は人間だから、吸血鬼の作った血生臭いメシなんて食えないって事だよ」
フラン「そっ……そうなんだ……」
俺「どう?分かったかな?」
フラン「俺お兄ちゃん……私の事、キライだったの?」
俺「んー?フランちゃん、どうしてそんな風に考えるの?」
フラン「だって……私、頑張ったんだよ?それなのに……」
俺「そっか……フランちゃんは、ずっと俺に嫌われてると思ってたのかー……」
俺「嫌われてると思いながら……ベタベタ俺にじゃれついて来てたのかよっ!!」
フラン「ッ!!……ご、ごめんなさい!!私の勘違いだったみたい……」
俺「なんだ、勘違いか。それならいいんだ、それなら……」
フラン「ううっ……ひっく……」
俺「フランちゃん……どうして泣くの?」
フラン「ごっ……ごめんなさい……でも、でも……」
俺「前に言ったよね?俺、女の子の泣き顔嫌いだって……言ったよね?」
フラン「だって……だって……グスッ……」
俺「じゃ、笑って?フランちゃんには笑顔が良く似合うから」
フラン「ひぐっ…………うっ……うえぇっ…………っ」
俺「笑えよ」
フラン「は……はは……」
◆ ◇ ◆ ◇
咲夜「部屋の内側から鍵が……食事も一切お取りになりません……」
レミリア「フラン……ッ……」