10/06/09 03:42:54 zr1mK9EIO
レミリア「もう手段は選ばないわ。吸血鬼のプライドにかけて、なんとしてでも弁当を俺に食べてもらうわ」
俺「な、に……?俺の身体が、勝手に弁当を」
レミリア「ニヤリ」
俺「一体何をした!?」
レミリア「最後だから教えてあげるわ。私はあらゆる運命を操ることができるのよ」
俺「なんだと!?そんなこと、有り得るワケが」
レミリア「現に貴方は、私の定めた運命に従い弁当を手にとっている。そして貴方はそれを食べることになるのよ。これは運命なの」
俺「くっ、そんな馬鹿なこと……あってたまるか!俺は……俺は抗うことの出来ない運命なんて信じない!」
レミリア「無駄だと言っているのが分からないの?あきらめなさい!」
俺「人間の未来とは、自らの意志で掴み取るものだ!あらかじめ決められた運命なんてものは、己の意志に自信の無い者が逃げるためのまやかしに過ぎない!
だから俺は運命なんて信じない!俺の未来は、俺のものだッ!」
ポイッ
グシャッ
レミリア「なんだと……たかが人間が、絶対の運命に打ち勝ったというのか……」