11/10/27 20:59:13.35 7AREyakt
駄目だ駄目だ。全然駄目だぜ。
もう何度目か知らんけど、情報を纏める。
【第一の夜から第四の夜までの被害者の死亡は当時生き残っている者によって確実に確認された。】
【犯人は毒トラップで死んでいない。】
毒トラップで死んだのは、蔵臼、夏妃、留弗夫、楼座、南條、金蔵。追加で朱志香に郷田の八名。
毒トラップで死んでいないのは、絵羽、譲治、戦人、真里亞、秀吉、霧江、紗音、嘉音、熊沢、源次の十名。
復唱要求。
「犯人とは登場人物の誰かを何らかの方法で殺害した人物の事であり、毒風呂の被害を免れた人物の事である。」
【毒で死亡した者は全員、即死であると思ってもらってよい。】
この赤き真実をさらに固める復唱要求。
「即死とは、動く事も話す事も誰かに何かを伝える事も何も出来ずに、その場で即座に死亡したという意味。」
「遺体が第三者の手により動かされない限り、即死した人間はその場から一切動く事が出来ずに死亡する。」
実際は毒で苦しむだろうけれど、そこはまあ、そういう毒なんだよって事で。二つ目は念の為。
第一の晩
【蔵臼・夏妃・留弗夫・楼座・南條は夕食中に突然苦しみだし、死亡した。】
【源次と譲治が車で別棟に向かい、確認したところ、別棟の金蔵も死亡していた。】
第一の晩の被害者は赤き真実により、殺人者では無い事が確定。時系列的にも、戦人を殺すまで生き残れる筈が無い。
復唱要求。
「夕食中に死亡した蔵臼、夏妃、留弗夫、楼座、南條の死体発見者は、死亡者五名と金蔵を除く全員である。」
「夕食後に居間に戻るまで、夕食中に食堂から出入りした人間は居ない。」
「夕食後に居間に戻るまで、夕食中に食堂から出入りした人間は源次と譲治の二名。」
第二の晩
【夕食後、一同は居間に戻っていた。その後、絵羽と秀吉が退室した。】
【絵羽の悲鳴を聞いて駆けつけた"一同"は、朱志香・霧江・戦人・真里亞・紗音・嘉音・郷田・熊沢。】
【居間にいた一同は、南から聞こえた絵羽の悲鳴を聞き、直ぐに南の扉を開け部屋にはいった。
絵羽と秀吉の死体は、部屋に入った時点で中の様子が見えていたため、既に見つかっており、元々隠れていなかった。
一同は犯人探しのため、直ぐに全ての部屋を捜索した。 その際他に誰もいなかったし、全ての死体は元の場所のままであった。】
復唱要求！
「夕食後、居間に戻ってきた一同とは、朱志香、戦人、真里亞、霧江、紗音、嘉音、郷田、熊沢、絵羽、秀吉である。」
「一時的に部屋として機能したモノは存在しない。」 例えば雪や氷で作られた部屋を一時的に部屋とし、後で壊した、等。
「絵羽と秀吉の死体発見後の捜索で確認した“全ての死体”とは、食堂に転がる五人を含む。」
第三の晩
【譲治と源次は別棟から車で帰っていた。】
【絵羽と秀吉の死体発見後の犯人探しを一旦終えた一同は居間にいた。】
【朱志香の悲鳴を聞き、一同はロビーに行った。そこでは嘉音が死んでいた。また手にナイフを持っていた。】
【嘉音死亡後の探索で、一同は男性部屋にて、紗音と譲治の死体を発見した。】
復唱要求！
「絵羽と秀吉の死体発見後に居間に戻った一同とは、朱志香・霧江・戦人・真里亞・紗音・嘉音・郷田・熊沢である。」
「絵羽と秀吉の死体発見後に居間に戻った一同とは、霧江、戦人、真里亞、郷田、熊沢である。」
「一同と定義される集団は相互監視の関係にあり、殺人や共犯行為を一同と行動中は実行出来ない。」
個人的に気になるのは、一同って言葉。
一見すると一緒に行動して安全って感じだけど、実際は一同からはぐれて人が死んでる。
厄介だよなあ。未知の人物Ｘは居なくても、登場人物Ｘが紛れ込む事が出来るんだぜ？
と、ここまで書いてて行数がヤバイ事に気付いて青き真実。
『幾度も記載される一同の一部には、既に死亡したと思われる登場人物Ｘ（未知の人物ではなく）が混ざっていた。
人物Xは死亡時刻が明記されていない人物であり、その人物Xは第一から第四の晩を時には一同の中のX、時には一同の外でやり過ごした。
人物Xの正体は、第二の晩をやり過ごした絵羽と秀吉の何れか。しかし、秀吉は氷付けになっているという赤き真実から、死亡している可能性が高い。
さらに、第二の晩の赤き真実では“絵羽の死体”という表記が為されていない事から、絵羽はこの時点から生存可能。
第五の晩、【絵羽を刺殺したのは霧江ではない。】の赤き真実により、霧江殺害の犯人は絵羽。
霧江殺害後、戦人が居る部屋Yを含めた全ての部屋をベアトリーチェの密室定義を満たす状態にした。』
っていっても、戦人をどうやって殺そうか……。