11/09/02 12:10:25.20 m+iTUHIL
>>637
>鉄平に対しての沙都子の存在
鉄平と玉枝も兄の遺産目当てだったかもしれないが沙都子達を引き取って育てた点は批判される筋合いは無い。
もし鉄平夫婦の子育てについて批判があるならば、祟殺し編でレナが圭一に問い詰めたように批判する人間が沙都子を引き取って育てれば良いだけの話。
しかし作中で描写されているように村で沙都子を引き取って一緒に暮らしていたのは梨花だけ。
鉄平からすると沙都子は懐かないし最初から喧嘩腰だし、ダム賛成派だった兄夫婦のとばっちりも受けていたので、鉄平側からしても迷惑な存在だったはず。
虐待云々に関しては元はと言えば沙都子の態度が原因で、悟史もそのとばっちりを受けている。
まあ原因を突き詰めていくと、鉄平の虐待←沙都子の態度←歴代義父や実母の態度 て感じで離婚再婚繰り返していた北条母の問題が元凶で悟史の過保護な態度も沙都子が喧嘩腰の態度を変えない原因だ。
悟史が失踪した事で沙都子は自分の態度を自覚してるので、もっと早く鉄平夫婦への態度も改めていれば悲劇は防げていた。
>礼の後の梨花の心情
梨花はどの世界でも母親の事をいなくて良い存在だと思っていたので、母を殺した鷹野に対して憎しみはあまり無いのでは?
個人的感情を優先すれば鷹野は梨花を何度も殺した犯人だけど、雛見沢症候群の研究や機密保持とか客観的視点でひぐらしの世界を見てる側からすると、
惨劇を知ってて何もせずに放置していた梨花の自業自得(或いは羽入のせい)の割合が大きい。
犯罪でも詐欺でも加害者側が悪いのは当たり前だけど、何度も被害に遭う被害者側は頭が悪い。
梨花は何度もループしていて何が起きるか分かってるのに何度も同じ目に遭ってる時点で同情よりも
「お前馬鹿じゃね?」って呆れる感情の方が強いな(加害者は擁護しないけどね)
実際梨花は富竹尾行を思い付かない時点でかなり頭が悪い。
それプラス自称魔女の上から目線で作中世界を眺めているから作品を読んでる側としても、
可愛こぶりっ子したい悲劇のヒロインが自分に酔ってるだけって印象を受けた。
まあ死んだ人間は戻ってこないし起きてしまった出来事を過去には遡って無かった事にする事は本来はできないので、
今後梨花が自分の経験を未来に対してどう生かすが問題だな。