11/08/06 10:00:45.47 TZQr01QK
>>377
そりゃ犯罪やあやまちのたぐいはしない、ない方がいいに決まってる。
綺麗な世界でいられるならそれでいいよ。
賽殺しはちょっと極端だったけど。
だけど、ひぐらしの世界は、すでに「過ち」が起こってる世界なんだよね。
暇潰し編は過去話だけど、他の編では
レナも、圭一も、悟史も沙都子も。園崎家(お魎や魅音)も問題を傍観してる。
鷹野もすでに梨花母に手をかけてる。
罪はすでに過去の確定した事項として存在してるし、皆逃げられない。
鷹野や詩音やレナにこれ以上の罪を犯させないシナリオが祭囃し編なんだと思う。
梨花だけが唯一世界ループをして「悪い結末」から逃げ続けてた。
それも一種の罪で、賽殺しの極端な世界はある意味罰ゲームなんだと思う。
梨花が気に入らなかっただけで、賽殺しの世界のキャラクターが悪いわけじゃない。
結局、梨花(と羽入)しかわからない罪を背負って帰ってきて、
梨花は自覚したその罪と自分で向き合っていくことになるんだと思う。
どちらがいいかは普通決められるもんじゃないし。
「自分が過ちを犯さない綺麗な世界より、汚れてても成長できる世界の方が良い」
は、ここだけ読むと「汚れる」ことを正当化してるみたいで微妙ではあるけど、
梨花の逃げ続けた結果=過ちを犯さない綺麗な世界 と、
罪を見据えて乗り越えた元の世界の対比なんだと思う。