11/08/05 18:47:36.08 jok3vCWw
>>373
羽入は異星人の全体ではないっぽいし、個人的には「羽入のために気を利かせるシステム」を
想定してる。だけど、異星人の「内部抗争」とか、それに関わる人間側の組織の利益なんかを
考えていくと複雑な話になるかな。しかし、異星人は羽入と同様に「風土病という極めて土着的な
存在であり、かつ、パラレルワールド間を自在に移動できる超次元的存在」だから、ぶっちゃけ
モニタを並べて相場でもFXでもやるように色んな世界を並べて利益を比較できるんだとしたら、
やっぱり『祭囃し』こそがいちばん有利な世界だったんではないかと思う。
人間は生まれた世界を越えることが出来ないから(…いや、実は「東京」に梨花ちゃまのような
「人間」がいるのかもしれず、転生による記憶を継承できる「人間」も存在するのかもしれない)、
基本的に、人間の組織は異星人側の都合に振り回され、その世界単体で利益を追求することになる。
何にせよ、組織にとっては鷹野という人間じゃなくて鷹野が持っているデータに価値がある
(しかも鷹野は生え抜きではないっぽい)のであって、失態を理由としてデータだけ召し上げる
ことができればベストだし(むしろ手柄を立てられたら激しく邪魔)、退場させられた鷹野の恨みは
まず何の罪もない子供たち(これは本当、だってほんの少しの転生の記憶を持っている程度の
「人間」にすぎないから何の責任も問いようがない、与えられたあめ玉を舐めるしかない
彼らを責めたって何も出てこない)に向かうだろうから(しばらくは)安全でもある。