11/01/23 11:21:07 AKL79MZa
よそのスレに投下した説だけど、こちらでも一度目を通して検討してもらえるとありがたい。
全てを解けたわけではないけれど、幾つかのEPについては通して説明することができる。
EP8前にまとめたものがあるので詳しくはそちらを参照して欲しい。
EP8後も大きな修正は必要ないはず。
URLリンク(loda.jp)
考察にあたって猫箱だからなんでもありだとつまらないので、
各EPは真実を理解した人物により書かれており、起こりうる出来事で構成されていると言う考え方で解いてみる。
とは言えEP3でワルギリアが述べたとおり、猫箱の魔法幻想で修飾されている部分があることは確か。
そこでまずは猫箱の幻想と現実を区別する。
猫箱になる条件は大雑把に言うと「観測者」が居ないこと。
逆に言うと「観測者」が生存したシーンは猫箱の修飾がなされていないことになる。
例えばEP2の偽カノン。
郷田・紗音・源次が生き残って「嘉音のようなものを見た」と戦人に報告している。
そのため、このシーンは無限の猫箱ではなく、郷田達の誤認・虚言か実際に起きたことかの二択になる。
例えばEP3の隠れる朱志香のシーン。
ここでも最後まで死亡描写のない朱志香が死亡したはずの嘉音の声を観測している。
このシーンも猫箱ではなく朱志香の誤認か真実ということになる。
例えばEP5の戦人が碑文を解くシーン。
ここでも死んだはずの金蔵を戦人が観測している。
各シーン単独で見ればそれぞれ観測した相手は死亡が確認されているので誤認・虚言だと考えるのが妥当。
しかし、現実で同様の誤認が3度も繰り返されているのならば、それは誤認ではなく真ではないかと検討する価値はある。
そこで『六軒島では死体が動くことがあるのでは』と言う視点から物語中の描写を読んでみた。
すると以下のような点が死体の行動に関連するのではないかと思われる。
1.碑文の宝に「全ての死者は蘇り」とある。
2.死者に刺された杭(これについての考察は添付のテキスト参照)
3.姉ベアト・偽カノン・悪食島の悪霊が共通して蜘蛛の巣が苦手であること。
これにより、悪食島と呼ばれた頃からこの現象は存在していると言う事になる。
実際に死体が動いた描写、その現象があると思われる描写が存在するのでこれで
『六軒島には死体が動く現象がある』と言う仮定で各EPを解くことができる。