11/01/19 00:45:57 +X6xiK/U
>>660
魔女のゲーム盤の正体は
「生身の人間を駒として用いて、魔女側は魔法装飾された惨劇の舞台をつくり、人間側がその魔法装飾を否定する」
ものであり
「魔女側は人間のトリックによって可能なものしか魔法装飾できない」
ルールが存在する
と思っているし
嘉音紗音がいくら「自分は家具で人間じゃない」と言っても
ロボットやぬいぐるみなどでなく、「人間」でなくてはならないと思ってる。
ただし、人型さくたろうの例があるから、紗音嘉音ぬいぐるみ説は有効なのかもしれないが…
が、人形等でなく、人間としての振る舞いが描かれているのなら「人間として」扱うべきだし
人間として扱うのなら「魂の移動」は無理と考える
人形を人間として魔法装飾したと扱うのなら魂の入れ替えは可能と一見思えるが、
人形にはそもそも魂は存在しないから、やはり「魂の移動」は無理と考える
もっとも、人形が人間としてふるまえる場合、必ず「人間の人形操者」が居るわけで、
それは上位の存在でなく、下位の登場人物でなければならないと考える
ところで、話は変わるが
一人の人間を装飾によって二人居るように描いている場合、その装飾はトリックで説明できるはず
そのトリックは、変装や多重人格や別人等に頼らずに考えてみると
「相手によって名乗る名前を変えているトリック」
が考えられるがいかがか?
例えば、
「『紗音』を完全に忘れているとされる戦人には『嘉音』と名乗り、それ以外の人間には『紗音』と名乗る」
「この場合に戦人が『紗音』と認識している部分を『幻想で装飾』する」
また
「親族等には『戦人が紗音を覚えているかどうか試したいから『嘉音』と名乗りたい』などと口裏合わせし紗音嘉音の二名が居るようにふるまってもらう」
「紗音としては、戦人に『嘉音?初めまして?何言ってんだ、紗音じゃん。覚えてるよ』という反応を期待したが『嘉音』と認識された」
という状況を提唱してみる