11/01/19 00:32:27 Esq6r57Y
>>656
そもそも私は、戦人犯人説が元々の真相だと思ってるわけじゃない。
(そうじゃない解釈は>>263>>272で書いた。竜騎士の意図としてはこのへんだろうとは思ってる)
ただ、竜騎士の意図がどうであれ、彼は作品を途中で放り投げていて、解釈は読者に任されてる。
その中で戦人犯人という解答を結ぶことは(作者の意図によらず)可能だ、と。
作者がファンタジーで閉じた作品を、アンチファンタジー・ミステリの立場で組み上げる。戦人犯人説はそういう遊び。
>一度、「戦人は犯人」という概念を捨てて、EP7のお茶会をやってみると分かるんだけど、
>明確なまでに戦人が犯人であるという手がかりは無く、逆に無罪を積極的に支持する描写ばかりだよ。
戦人の心情描写とかかな?そのへんはわかるんだけど、
ただ心情描写に関しては「そして誰もいなくなった」等の傑作があるので、そのままは受け取らないよ。
あと、私はベルンカステルの意図を組んで「これは全て真実」であろうと思ってるけど、
EP7の描写は中立でなく、ベルンカステルの悪意がかなり入ってると見ている。
良くみると、中立でないト書きがかなり含まれているしね。
>あと、手間でなければ、>>602と>>629をもう一度読んで欲しいけど、後期クイーン的問題は取り扱うべきじゃないよ。
作者がちゃんと終わらせたなら、私もそれで納得出来る。
けれど、作者が途中で放り投げちゃたんで、絶対的なメタは存在しない。真相はいくらでも入れ子に出来る状態なんよ。