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44 名前:セリエオタ [sage] :2011/06/28(火) 04:29:45.93 ID:cpOVN42u0
パレルモ追っかけてるわけじゃないから細かいとこまではわからんけど、プレーを見た感じアタッカーとセンターハーフの間みたいな選手。
スピード無いわけじゃないけど、スピードや俊敏性で切り裂くアタッカーではない。背は高い。
その点は本田と似てる。パワーは本田に遠く及ばないが、タッチは本田よりも繊細。ただ、テクニック自体はそれほど差を感じない。
起用されてるポジションがトップ下なのかサイドなのかよくわからないエリアってのも本田と似てる。
ただ、これはパストーレ(本田もそう)が中で真価を選手であって、サイドからドリブルで切り込んでくる選手じゃないという事の裏返しでもある。
以上を考慮すればチェルシーはパストーレを攻撃陣をコントロールするランパードの後継者として獲得しようとしてると推察出来るが、攻守両面に積極的に関与するランパードの後釜が務まるかは甚だ疑問。
攻撃時のダイナミズムに欠ける点に加えて、フィジカルの強さ(プレミアのレベルで考慮)に疑問がある分、守備への貢献はあまり期待出来ない。この点も本田に大きく劣る。
肝心のチャンスメイク力やパス能力も正直本田と大差はないし、フィジカルの強さを考慮に入れれば、少なくともチェルシーでは本田の方が余程期待出来る。
ただ、バイタル及びゴール前でのスピードに乗ったプレーはパストーレに軍配が上がるから、ゴールの近くでプレーする事を意識してこの特徴を生かしたいところ。
以上から、パストーレがチェルシーに移籍した場合、彼の能力を十分発揮させられるポジションはランパード欠場時の4231トップ下に絞られると考えていい。
ランパードが出場する場合はシステムを442ダイヤモンドにするしかないと思う。というか、自然にそうなる。
結局、戦術的にあまり柔軟でなく、守備やフィジカルの強さに不安があり、かといって現時点でランパードの後継を任せるには力不足な22歳にプレミアのクラブが5000万ユーロは残念ながら狂気の沙汰という他ない。