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「面白いゲームに」出場停止明ける内田、韓国戦へ意欲
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試合への欲求が抑えられなくなった体に、韓国は願ってもない相手だろう。
「技もあるし、実力もある。簡単な相手じゃないが、自分たちがしっかりやれれば面白いゲームになる」。
警告累積による出場停止の明けた内田は、準決勝を見据え力強く言い切った。
ドイツの強豪に移籍し、体もプレーもひと回り大きくなった。
圧巻は１次リーグのシリア戦。所属先の名将マガト監督も評価するという広い視野で、前方を走る
本田圭に正確なパスを送り、長谷部の先制弾につなげてみせた。もっとも韓国戦では守備に力点を置く必要性を自覚。
「後ろが安定していないと攻撃の選手にもリズムが出てこない」。自ら「ＤＦは労働、攻撃は華」と訴える地味な役どころを、きっちりこなす心づもりだ。
スタンドで見守ったカタールとの激闘には「やってる方が楽」と肝を冷やしたが、「みんな助け合ってた。
あのピッチに立てなかったのがすごい残念」と寂しさも残った。その試合で決勝点を決めた古巣・鹿島の元同僚、伊野波に代わって先発復帰が濃厚な準決勝。
「うちには点を取れる選手もゲームを作れる選手もいる。自由にやってもらいたい」と全力で下支えする。（奥村信哉）