11/02/12 01:19:27 qF6rj78Z0
「恐がらなくていい。優しくするから。力を抜いて」
彼はささやくように僕の耳元で呟いた。僕は頷いた。もう涙は乾いていた。
彼は溢れでた僕のザーメンが尻の窪みまで伝っていることを知っていた。
アナルの周りを舌でなぞって僕のアナルに舌をいれた。
「ああっ」僕は思わず声を上げた。
「身体は正直だ。気持ちいい場所はおちんちんだけじゃないんだよ。お尻の穴も性感帯なんだ」
僕は愛玩人形だ。なされるがまま。彼に身を委ねた。
彼は瑠璃色のボトルから液体を手のひら一杯に注いだ。むせるような南国の甘い花の香りが部屋に充満した。
彼はそれを僕のアナルにたっぷりと塗りつけた。
「力を抜いて」
彼の中指が僕のアナルにすっと入った。痛みはなかった。根元まで挿入するとアナルの中でぐるぐる回った。
彼は人差し指も加えた。二本の太い指が僕のアナルに入れられていく。軽い痛みを伴って僕の身体はピクッと反応した。
「痛いのかい?」彼はセクシャルな優しい瞳でいった。
「大丈夫です」僕は震えながら答えた。
彼は力任せに指をねじ込まなかった。ゆっくりと優しく。唇は僕のぺニスを含んでいた。
彼は僕が初めてだと信じているだろうか? もしかしたら見破られているかも知れない。
僕は初めてアナルをいじられた衝撃を演じられているだろうか? 分からない。自信がない。
僕の頭は混乱している。僕はただ無垢で可憐な少年ではない。僕は避けられなかった状況も含めて、何度か男に抱かれたことがある。
苦しくて彼に真実をぶちまけたくなる衝動に駆られた時、そんな僕を制するように彼はやさしい口調で言った。
「初めての君に最後までやるつもりはなかったんだ。でも許して欲しい…」
彼は堪え切れない感情を僕に伝えた。切ない眼差しで。
僕は泣きながら震えていた。訳もなく。彼を拒絶する気持ちはない。
「緊張しているんだね。無理もない。優しくするから力を抜いて」
彼は大人だ。そして急がない。僕は濡れた瞳で頷いた。彼は僕にキスをした。
再びたっぷりのローションをアナルに塗られた。むせるような南国の花の香りが目眩を誘った。