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彼の指先は更に下に進み、僕は彼の目の前で全裸を晒していた。
「本当に雪のように真っ白だ。今までこんなに愛しい男の子を見たことがない」
彼の唇は僕の脇腹を滑り降りて下腹部へ辿りついた。僕の肌の感触を楽しみながら。
彼は僕の太ももを左右に大きく開いた。焦らすように他の部分より更に白い太ももの内側に舌を這わせた。
「かわいいね。ここもきれいだよ」
彼は僕のペニスを口に含んだ。生温かい舌で巧みに愛撫され僕の小さいペニスは彼の口の中で堅くなった。
唇で根元から吸い上げられ、音をたてて先っぽを刺激される。
「どうだい。気持ちいいかい?こんなに美味しいものは他にないよ」
彼は言いながら僕の顔を見上げていた。恥じらいながら快感を味わう僕の表情に見惚れていた。
「ああん…。ああっ。もう駄目…。出ちゃうよ…」
1番感じる先端の部分を唇で吸われ、舌で裏側を舐め上げられたり、根元からしゃぶられてイキそうだった。
「まだ我慢しなさい。もう少し」
彼は僕の股間に顔を埋めたまま言った。チュパチュパ…。ピチャピチャ…。チュパチュパ…。ピチャピチャ…。
彼はわざと僕の官能を煽るように吸いながら舐めながら卑猥な音をたてた。その音は大胆に部屋中に響いた。
僕は限界だった。その卑猥な響きが更に僕の快感を強烈なものにした。恥じらいもなく僕は大声で叫んだ。
「ああん。ああん。あん…、あん。もう…もう…。でちゃった…」
彼の口から僕の青臭い精液が滴った。僕の下腹部は快楽の雫の洪水だった。
「こんなに可愛いおちんちんからこんなにたくさんのミルクが出たよ」
彼は満足そうに言うと小さくなった僕のペニスにキスをして先っぽの穴を舌先で愛撫した。
「ああん…」
(もうだめ、ソコ1番感じるの…)僕は心の中で呟いた。
「随分我慢してたんだね。かわいそうに」
彼の言葉に僕は頷いた。瞳が濡れて一筋の涙が僕の頬を伝った。
「男にイカされるのは初めてみたいだ。ほんとに愛しいよ」
彼は僕の涙を指で掬った後、暫く僕のか細い身体をだきしめた。
僕の興奮が収まるのを見計らって彼は僕の股を再び左右に開いた。同時に僕の腰の下に羽根枕を差し込んだ。
僕は分かっていた。ここで終わらないことを。これからが始まりなことを。