10/12/08 01:47:35 vRsfW5i+0
それまでのトレーニングで身に付けた基本技は、すぐに開花した。
翌年、U16(16歳以下)アジア選手権で4ゴールを挙げると、大韓サッカー協会の「優秀選手海外留学プログラム」の対象者に選ばれ、ドイツに渡った。
そして、昨年行われたU17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)で、ソン・フンミンにチャンスが訪れた。
同大会で3ゴールを挙げて韓国をベスト8に導いたソン・フンミンを、123年の伝統を誇る名門クラブ、ハンブルガーSVが獲得。
「この少年を誰にも奪われたくなかった」と語ったアルミン・フェー監督は、今シーズンの開幕を前に、ソン・フンミンを早くも一軍に昇格させた。
父親のソンさんは、「フンミンはデビューゴールにとても興奮していたが、喜びを抑えさせた。フィジカル面ではまだ足りない部分がある」と語った。
ソン・フンミンは現在も、チームの練習時間以外に、ドイツで父親と個人的なトレーニングを行っている。
ウエートトレーニングや縄跳びも行い、縄跳びは2重跳びを100回連続でこなす。
ソンさんは、「最も重要なのはシュート練習。距離や状況に関係なくいいシュートを放てるよう、毎日200-300本のシュート練習を両足交互にさせている」と語った。