10/06/16 13:34:43 +MwkScJ40
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カメルーンが勝てるわけではない。エトーにも限界がある。
日本にとって、今日のカメルーンはエトーだけを抑えてしまえば
おしまいだというチームだった。
巨人ゴリアテの役割をカメルーンが担い、
小柄なダビデの役割を日本が担っていたという構図だった。
だから心配なのは、本田が舞い上がってゴリアテになったかのような
勘違いをしないかということだ。本田に言ってほしい、
君が1人だけでプレーしたわけではなく、
ほかにも10人がいたんだよと。
それが思い出せないようであれば、本田にとっても、
日本代表の未来にとっても良いことはないだろう。
今日の試合に限って言えば、本田はデリケートな役割を見事にやったし、
褒美としてゴールも決めた。
しかし、これは彼のキャリアの始まりでしかない。
メディアの皆さんも、今日のゴールだけで本田をヒーローだと持ち上げないでほしい。
もし明日の一面がすべて本田ということになれば、
日本の未来は危ない。ヒーローは1人ではなく全員だ。
もし本田がゴールしたことでヒーローになったとするならば、
トラップ技術が巧みでGKの上にボールを浮かすキックができれば
みんながヒーローになれるということだ。
しかし、そうではない。
ヒーローは自分の一生と自分の命を懸けて何かを守る存在のことだ。