11/05/28 14:35:31.87 559zqtKTO
誰かがスペースを空ければそこに誰かが入ってきて、誰かが前に出れば、他の誰かがスペースを埋める・・・その意識的な作業を無意識の段階まで昇華し、整合性を伴い調和を保っていたからこそ、美しくも強いバルセロナが完成した。
しかし、そこにロマーリオがやってきた(93/94シーズン)
彼は代替不可能な才能だ。
あまりに異質なため、他の選手彼はその才能を発揮し、シーズンが始まる前に口にした「30ゴール」を達成、優勝に大きく貢献した。
だが、その分、“トータル・フットボール”としての純度、チームとしての完成度は落ちてしまった。
攻撃のための、ある“ゾーン”が、ある特定の選手しか住人として受け付けなくなること・・・それは、トータル・フットボールから離れていくことを意味していたのだから。
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