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クライフ2年目に当たる1989-90シーズンが始まる前、リネッカーがファンに惜しまれながら去っていく。
そして彼の穴を埋めるためにクライフが獲得した選手、それはユベントスでプレーしていたマイケル・ラウドゥルップだった。
わずか18才という若さでデンマーク代表でデビューしたラウドゥルップは、翌年ユベントスと契約しイタリアに渡った。
だが外国人選手枠がすでに埋まっていたため2年間にわたってラッチオにレンタルされた。
その後3年間ユベントスに在籍するものの、目立った活躍はしていない。
だがヨハン・クライフはリネッカーの代わりとして彼に目をつけた。移籍料は当時としても格安な2億2千万ペセタだった。
ラウドゥルップの加入というニュースは、多くのバルセロニスタにとってそれほど期待に燃えるものとはいえなかった。ユベントスの控えの選手であり、リネッカーの代わりに来るにしてはゴール数の少ない選手だったからだ。
ラウドゥルップに期待したもの、それは現在のチーム内に欠けているもの、攻撃を組み立てるための「閃き」を持った選手だった。
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