11/08/22 00:54:59.89 0
>>446から
マッコウクジラに代表されるハクジラから採取されるマッコウ油と、シロナガスクジラに代表されるヒゲクジラから
採取されるナガス油(狭義の鯨油)に大別される。両者は成分に大きな違いがあり、ハクジラの油は人間には
消化できない成分(ワックス・エステル)を含むため主に工業用途に、後者は食用を含め幅広く利用された
分厚い皮下脂肪層からの採取が中心で、骨や内臓も原料となる。他方、筋肉は脂肪分が一般に乏しいため、
鯨油原料としては非効率で歓迎されなかった。通常は原料となる部位を細かくした後に、釜に入れて煮る
などして加熱する融出法で採油される。帆船時代の捕鯨船で遠洋に出るものは、船上で採油ができるように
薪や煉瓦を搭載して出航し、鯨の捕獲後に煉瓦で炉を組みたてていた例がある[1]。炉の使用が終われば
炉を解体し、煉瓦は投棄していた。近代の捕鯨母船では、「クワナーボイラー」に代表される専用の採油設備が搭載されていた。
これをもって鯨油が石油の代わりが出来るかといえば、個人的にはNo
でも骨から鯨油が出るかといえばYes
小型船舶用に骨突っ込んで動く奴があったのかは知らん